とりあえず、息子の大きな試験が2つ終わりホッとしてハーフタームホリデーに入りました。
いやあ、ここ数ヶ月、壮絶でした。。精神的に。。。
結果発表まだだし、まだ年明けまで受験続くので100%リラックスはできませんけれどね。。。
でもこのハーフタームホリデーは息子はゆっくりさせてあげたいと思います。。
学校の後、息子をホッケーに連れて行った時、同じ学校のクラスの子のママさんと会って少し話したんですが
「息子くんの今週の試験どうだった?」
って聞かれたので
「実は体調悪くて、2日目は受験できないかと思ったんだけれど、熱や咳はなかったのでなんとか送り出したんだけれど、、、」
って話したら
「うちの子は、2日目はまだ良かったみたいだけれど1日目の方、パニックになっちゃったみたいでね、、、頭真っ白になっちゃって、問題解けたのも時間ギリギリだったらしくって、、、、」
と話してくれました。
その子は9月にもうちの息子と同じ試験を受けてるし、今回が初めてじゃないからそんな状態になってしまったと聞いてちょっと意外でした。
うちの息子の場合、寧ろ9月の試験の方がもっと緊張してたし。。。
そのママさんは
「お姉ちゃんの時はYear5の学年末試験があったけれど、この子達の時は無くなっちゃったもんね。試験慣れしてなかったのかもしれないわ、、、、」
と、学校の方針が変わったことにイラッとしてるようにもちょっと伺えました。
そう、うちの娘やその子のお姉ちゃん(うちの娘より1学年下)の時はYear5から学年末試験が始まり全科目試験があったんだけれど、息子たちの学年の時、取りやめになったんです。
私はめっちゃありがたかったですけれどね。
ただでさえ、スポーツなどで忙しくって中学受験の勉強させる時間なくて、困っていたのに、学校の学年末試験とか無理だー勘弁してーって思っていたので。。。
その男の子は塾に通っていたので塾の模試とかは受けてたと思うんですが、塾開催の模試だと場所もいつもと同じだし、先生やメンバーもいつもと同じでそれだと緊張感を味わう練習にはならなかったのかもしれないけれど。。。
入試直前の夏休みは各地で模試が受けられたりしてましたが、その子は家族でママさんの故郷のオーストラリアにずっと滞在してたから夏は模試は受けてなかったと思います。
うちの息子も春から夏にかけて4回ほど模試を受けに行きましたが、初めての場所、初めてのメンバーの状況でやっていたので、緊張を体験する良い練習にはなっていたのかもしれません。現に息子は毎回とっても緊張していました。。試験に、というより知らない環境に1人で行くことを。。
模試は息子の出来具合を確かめるのにも受けさせて良かったけれど、場の雰囲気や時間配分や緊張感を経験するためにも受けておいて本当に良かったと思います。
実際、今回の試験も9月の試験も、通っている小学校が受験会場だったので、息子やその子の場合、模試よりも慣れている環境での試験だったわけですけれどね。
うちの息子は家での練習問題で時間を計るとしょっちゅうパニックになっていましたが、、、、本番でパニックになったことは息子は言ってなかったので、、、
意外にメンタル強いのかな、、、と今日改めて思いました。
まあそうじゃなかったら、2日目酷い頭痛の中、試験受けられなかっただろうな
わりと我が家スパルタなんで、他人に移らない症状ならとりあえずいつも学校行かせてたし、習い事も余程の事情ない限り休ませない方針なので、息子もそれに慣れてるかも まあ他人にお薦めできるかはわかりませんが、、、、、💦
日本では小学校の時から単元ごとのテストがあったりすると思いますが、イギリスの小学校ってそういう単元ごとのテストとかないです。テスト自体が少ないと思う。
あるとしたら英語のスペルテストで日本の漢字テストの感覚。
計算のテストとかも学校によってはあったかもしれませんが、、、
ゆとりある教育方針なので、あまり生徒にプレッシャーかけるようなテストは、イギリスの小学校はあんまりないと思うんです。
なのでイギリスの小学生は一般的には試験慣れしてる子の方が断然少ないはずです。
ただ、息子は小さい時からバイオリンのグレード試験を受けてきたり、コンクールにも出たり、人前で演奏することも何度も経験してきて。。。
さらに、日本語学校3年通って漢字テストやもうちょっと本格的なテストも何度かやってきてるので、試験という環境は割と慣れていたのかもしれません。
今の小学校に入る時にもYear2でスカラシップの試験を受けているので。
(息子以外の殆どの生徒はみんなお金持ちなのでスカラシップの試験なしで入ってきてます)
それ考えたら、息子が今まで頑張ってきたことが無駄じゃなかったんだな、
こういう時に役立ったんだなあって思うとすごく嬉しくなりました。
確かに以前もそういう話は何度か聞いていたんです。
生まれて初めての本格的な試験がこのY6になりたての10歳の時に行われる中学受験(11+)の子が多く、試験中にパニックになったり泣き出す子もよくいるというのを。。。。
親からのプレッシャーとかもあるのかもしれませんが。。。。
そう考えると、試験の為のメンタルって本当大切なんだなって改めて思いました。
そもそもこういう中学受験自体あってはならないという考えの人たちもいるみたいなんですけれどね。。
なので地域によってはグラマースクールを廃止してしまったところも多いのがイギリスの現状です。
確かに息子や娘を見てきて、私も10歳の子にこういうプレッシャーは酷だなと思ったことは何度もあります。受験勉強を始めるのは8歳や9歳の時だし。。
一方で小さい頃からメンタルを鍛えておくのは良いことだとも思っています。
色々賛否両論ありそうですね。