少しの間、放置してましたが、何回かに分けて、今後うちの子たちの日本語をどの程度頑張らせるかについて記事を書いていました。
特に娘の方、4年後に控えているGCSEというイギリスの学生にとって必ず受けなければならない将来に関わる大切な試験で、日本語を受験するかどうか、どっちが娘にとって良いのかを調査中。
まず少し訂正が、、、、
日本語を選択しても他の言語を受験しなくてはならないので、他の言語が免除になるわけではないらしいと先日書きましたが、最近先輩ママに聞いたところによると、以前はそうだったみたいですが、今はそうでもないみたい。
言語が苦手な場合、例えば言語は日本語だけにして、他の得意な教科(理系なら算数、科学、物理など)で点数稼ぎをすることも可能らしい。
逆に言語が得意な子は、日本語の他、別の言語で点数稼ぐのも可能なんだそう。
とりあえず、こういった試験内容はしょっちゅう変わるので、常にリサーチが必要みたいです。。。
あとまたちょっとややこしい話なのが、GCSEと言っても全国の生徒が全く同じ問題をやるわけではないので、、、、(学校によって使うテスト会社の違いなど)
やっぱり学校に問い合わせたり、同じ学校の生徒や親に聞くことが1番のようです。
それと、前回このカテゴリーの記事で、一般的なGCSEの試験はYear11だけれど、得意な科目など前年に受けて分散してもいいのに、娘の学校は前年に受けることができない、と書きました。
でも、同じ学校の先輩ママに改めて確認したところ、どうやら、他の学校で受けることもできるらしく、Year10のうちに受験も可能らしい。
それをどうやってかは詳細をまだこれから調べるのですが、全く不可能ではないことがわかりました。
ただ、これに関しては賛否両論もあります。
Year10など1年以上前の早期受験のメリット
Year11で10教科前後一気に受験するのは勉強時間確保も大変だし、やっぱり精神的にしんどいです。
なので、前の年に受けておけば分散できるという意味で、Year11の負担がちょっと減る。
また、Year10にテストの雰囲気を味わっておくとYear11の時に要領がもう少しわかっていて精神的に少し安定するらしい。(先輩ママのお子さんはそうだったらしい)
早期受験のデメリット
これは、日本語の先生をしている、とある日本人J先生から聞いたことですが、時々Year8やYear9など、かなり早めに日本語のGCSE受験をしたいという日本人がいるそうですが、J先生はそれはお勧めしてません。
日本語の試験だと当然日本語で作文を書く問題もあるのですが、日本語レベルだけを要求されるのではなく、内容もある程度重視される試験です。社会問題や自分の意見を述べる内容には、どうしてもYear8〜Year9(13〜14歳)の知識では書ききれない内容も多いそうで。。
ある程度人生経験を積んで、社会のことがわかったり、知識を積んで、自分の意見をもっと言えるようになってからの受験を勧めたいと仰ってました。
だからYear11での試験、早くてもYear10なのかな。。
なるほど!
おそらくYear8やYear9で希望してきた人は、日本語学校の小学校を卒業したばかりで、この今、日本語や漢字をまだ覚えてるいい状態のうちに早く試験を終えてしまいたい!という思いがあったのかもしれません。予想ですが。
またとあるブロガーさんの記事でありましたが、中学校によっては受験結果(A,B,Cなどの評価)よりも受験科目数を重視するところがあるそうで、Year10のうちにいくつか受けさせて、Year11にさらにまたいくつか受験させるところもあるとか?
でもこの場合、もしYear11で受験していたら、1年長く勉強したことにより、良い結果が出ていただろうはずの子が、1年早く受験した為に良い結果が出せなかったという。
少なくてもうちの子の学校はその方針ではないようですが、結局はここでも早期受験の場合、勉強内容も未熟だし結果もよくない場合があることを覚悟しなければならないようですね。
GCSEの日本語は小学校3年生くらいまでの漢字レベルと聞いてますが、やはりイギリス育ちがすらすら作文を書けるようになるには、というか作文書けるようになる前に一行文章を書かせることだけでも、うちの娘には今は難易度かなり高いです。(てにをはとかね、、、)
もし受験することを決めたら、個人で先生をつけたり、本気でしっかり準備しないといけません。。。