またまた日本語ネタですが、今日は息子の漢字について。
今、日本語学校の3年生です。毎週土曜日午前中に通ってきました。
(今はリモートです)
日本で小学校に通っても小学校3年生ということになります。
コロナ禍の影響で4月に3年生になった途端、日本語学校お休み
宿題も出ず、リモートもされず、その代わり授業料は次の学期分に100%回してもらえたので良心的でしたが。。
教科書やドリルは、(教科書代は無料ですが)送料自己負担で希望者にはロンドンから送ってくれるということだったので申し込みました。
特に1学期中は「宿題」という形ではな何も出ず、どちらかというと「お勧め」という状態で、今週は教科書何ページを読んでみましょう、漢字はここを練習しましょうというのがウェブサイト上に時々表示されていました。
強制ではなかったし、その頃は学校のリモート授業ですごく忙しかったので、日本語学校の勉強はほぼ放置。。。
夏休み明けて、日本語学校再開になり、延長授業も増えたので1学期分を授業でやるのかと思ってたら、そんなことはありませんでした
漢字が、、、、
せめて、日本語学校で1学期に習う予定だった漢字をやってくれるかと思ったら
全然
1学期中に漢字は家庭で進めておいて下さいってハッキリ言ってくれてたら、もうちょっとやったんですがね
寧ろ、勝手に進めちゃいけないのかって思いましたよ
だからやってなかったのに、、、、
というか、何も言われてなかったけれど、一応心配ではあったので、夏休みに3年生の新出漢字はドリルで途中まではやりました。
結果、少しでもやっておいて良かったですけど。。
でもこれでも、勝手にドリル進めちゃいけないと思ってたんで遠慮がちでした。。
夏休みにもっとやっておけば良かった!!!
もうちょっとで先生に苦情言いそうになったけれど、コロナ禍で先生たちもあたふたしてたのがわかったので我慢しました。。。
特に3年生になったら、漢字が一気に難しくなったと思います。
(娘の時もそう思った)
漢字が難しいってよりも、熟語や意味が、、、、やばいんです。
イギリス育ちには
かなりい難しいレベルなんですよ。。。。
例えば、
「給食当番」 「委員会」 「終業式」 「校歌」 「画用紙」 など。
意味からわかりません。。。。
だって存在すらないですもん。。。
卒業式だって大学までないし、、
入学式もない。
こんな言葉、日本で小学1年生になったら、漢字は書けなくても、学校でしょっちゅう耳にする言葉だから、1年生でも知ってますよね
でも、イギリスに住んでたら、何それ?
意味わからないから、読み方わからない。漢字も書けない。。。
だから、漢字を家で練習する時、意味からしっかり説明しないといけなくて。。。
そうじゃないと全然覚えられないですからね。。
丸暗記はもっと無理。。
日本語学校では、ドリルに沿って毎週漢字テストをします。主に新出漢字のテストですが、既に習った漢字や違う読み方の漢字も出てきます。
薬局
うちの実家あたりに住ん出たら幼児でも絶対知ってそうな言葉。
地元でXXX薬局って有名な薬局がそこら中にあるんで。。。
でもうちの子たちには何それ?
朝食、昼食
我が家では「朝ごはん」「昼ごはん」と言っていたので、漢字覚える時、特に読み方覚えさせるとき、ものすごい大変でした。「ちょう」と「ちゅう」の違いがイギリス育ちにはハイレベル。朝食で育てるべきだった?
そんなん無理です
ちなみに、夕食、夜食、給食、軽食も覚えるの大変だった
暑中
暑中見舞いって言葉なんて我が家で使ったこともなかったし、そもそもイギリスに暑中なんかありません。ずっと寒いわ
山田君、田中さん、などの名前
日本にいたらどこにでもいそうな人の名前が教科書によく出てきますが、最初から読めたことがありませんわ。。しかも読めたとしてもイントネーションがありえない。日本にいたら当たり前のレベルの苗字や名前でも息子にとっては全然聞き慣れないんだな、、、と気づきました、、、
体育、理科、社会、図工 など
こういう学校の教科の名前を覚えたり読めるようになるのも、漢字が書けるようになるのも相当時間かかりました。日本にいたら1年生でも知ってる言葉なのにね。。
しかももう忘れてるかも。。
これ以外にも書き出したらキリなないですが、もうね、かわいそうになってきます
漢字覚えるのでさえも難しいのに、読み方、意味をまず知らなきゃいけないレベルって。。
冬休み明けにあった漢字テストなんて、生息、来客、始発、作物、家路、鉄橋、商売、暗算、流水、幸い、etc 息子の知らない言葉のオンパレードでこちらまで泣きそうでした。。
それでもなんとか、毎週殆どテストでは満点取れたかな。
本当によく頑張ったと思います。
でももう忘れてるだろう