前回の続きで娘の親友のMちゃん家族の記事。
書きながらなんだかもう、あんまり大したことないかと思いながらも(苦笑)私には良い刺激になったので、とりあえずもうちょっと書かせてください
私が疑問だった1つ、なんでロンドンからボストンに行って、またイギリスに戻り、しかもロンドンではなく田舎に来たかと言うのも謎だったのですが、Mママ曰く、ボストンで入った小学校の教育が低レベルで酷かったと。。。
でも多分私立小のはずなんですけれどね
Mちゃんが最近うちに来た時、ボストンの時の小学校の話になったのですが、校則が超厳しく 、例えばお友達同士触れてはいけないという規則があったとか。
「え?もうその時、既にコロナ禍だったのかい?」
木の枝も拾っちゃダメとか、コンクリートの壁に囲まれていたとか
「それって本当に小学校だったの?実は刑務所だったんじゃないの?」
って夫と一緒に思わず突っ込んじゃいました
うちの夫がMちゃんに、なんでまたその小学校をご両親が選んだの?って聞いたら、「ボストンでトップ校で有名だったから決めたらしい」
と言ってましたが。。。
でも実際はイギリスで通っていたロンドン近辺の小学校よりも進度やレベルが低かったとか。
とにかくご両親たちはボストンでの教育にがっかりして、結局2年でアメリカ生活は諦めて、イギリスに戻ることにしたそう。
Mちゃんママは元々イギリスに馴染み深かったし自分の妹もいるからとイギリスに戻りたかったらしいし、離婚したMちゃんパパはそのままボストンに居残るのかとMちゃんママは思ってたらしいけれど、一緒にイギリスに来ることになったんだそう。
その頃のMちゃんパパはトランプ氏が大統領になったことや元々育ちが海外だったこともあり、あまりアメリカに未練はなかったようだとも言ってました。
子煩悩なパパさんなのでお子さんたちとも離れたくなかったのでしょうねきっと。
とりあえず謎だらけでしたが、だいぶ色々わかって来て、なるほど〜って感じです
イギリスは色んな国の人が混ざり合ってるし移民も多い国だし、色んな生い立ちの人もたくさんいる場所なので、どこどこに住んでたことがある、とかいう話、そこまでもう驚かないけれど、娘が仲良くなったしMちゃん家族のことは久々に謎多き家族だったのでとても興味深かったです。
他にも気になってたのは、MちゃんとMちゃんお兄ちゃんはロシア語ペラペラ。
環境としては我が家の日本語状況とよく似てるはずなのに、なんでだろうってMちゃんママに尋ねたことがあります。
だって、うちの子たち日本語全然ペラペラじゃないんだもん。。。
Mちゃんママが元々ロシア語で子供たちに話しかけてたこともあったみたいですが、ボストンにいる時にロシア語をハイレベルでしっかりやってくれる先生とたまたま出会って、その人の教え方がすごく良かったのだとか。
難しいレベルのロシア語音読を沢山させられて、最初はなんでそんな難しい音読を!って思って苦情を言ったこともあったそうですが、語彙を増やす為にあえて難しいレベルの音読をする方針の先生だったとか。
す、すごいな、、うちの子たちの日本語、、、特に娘の方、やばい。。
あれだけ小さい頃日本語に力入れてたんだけれどな。。。
Mちゃん親子は私たちの前でも堂々とロシア語会話してます。
これ、見習わなければな。。。
私は日本語がわからない人の前ではどうしても英語で子供達に話してしまいます。
なんとなく、失礼かなって思うからなんだけれど。
でももっと日本語で子供達には堂々と喋ればいいんですよね。
実はMちゃんのお父さんもロシア語で子供達に喋ってる時あるんですよね。。
それもびっくり。
うちの夫、日本語ほぼ無理。
Mちゃんご両親、今現在はお二人とも無職っぽいですが、おそらく元々バリバリお仕事されてたお二人で、学歴も高いし今までの積み重ねが素晴らしいのでしょう。
何か投資もされてるのかもしれませんが。
それとも遺産関係か。。
お子さん達も本当に礼儀正しく、とても賢い子達なので、とにかくお子さんたちへ愛情や教育はすごくしっかりされてるんだと思います。
お金持ちかどうかということより、愛情や教育ってかなり子供達にとって大切なことだと思いますから。
そういえば食事やお菓子に関してもあまりジャンクは多く与えてないイメージです。
私は一番最初にMちゃんを連れて遊びに出かけた時、アメリカから来た子=甘いものとかジャンク好きな子って勝手にイメージしちゃって
その日は久々の遠出だったし娘も受験勉強頑張ってる時期だったので、私は好きなもの買って良いよ〜っておやつの時間普段うちで買わないジュースやお菓子を選ばせていました
別の機会にMちゃんパパがうちの娘をどこかに一緒に連れて行ってくれた時、
「アイスクリーム食べさせても良い?」
ってわざわざ携帯にメッセージ送られてきました。
食べさせてくれて全然良かったんですが、逆に聞かれたことにびっくりしたし、
やべ、以前Mちゃんにかなり甘いものとかいっぱい勝手に食べさせちゃったわ、、
って焦りました。。
Mちゃん兄弟が賢いんだなあって思うのは、アメリカに2年いて、イギリスに戻って来て1年でイギリスの中学受験に臨んだこと。
お兄ちゃんの方は1年以下で受験してたはず。
同じ英語圏で教育を受けていたとしても、イギリスとアメリカの英語ってスペル違うの多いし、語彙やニュアンスがちょっと違うものとか沢山あるし、文法だって違ったりもするし。
日常生活ではそのくらいの違いは全く差し支えなくても、受験英語になったらそういう細かい点が寧ろ鍵だし、イギリス英語に慣れるのって簡単じゃなかったはず。
それなのにMちゃんもお兄ちゃんも、難関校突破してるからすごすぎですよ。。
しかもMちゃん、グラマースクール受験直前の夏休みは、パパと一緒にアメリカで過ごしてたしな。
うちなんて受験直前の夏休み、日本に行ってたら絶対勉強できなかったし、まず行こうなんて思えなかった。。。算数や他の分野のテストも独特な問題あるから、問題形式に慣れておく必要があるし
英語に関しては、低学年の時までイギリスで過ごしていた影響はあるのかもしれないですが。でも発音はバリバリアメリカン!
何年も前から受験の為の準備をして来た我が娘に比べたら、Mちゃんの家庭は親子でとにかく賢いんだろうな。。
まだまだ全ての謎は解決してないけれど、娘にとても良いお友達ができたのは嬉しいです。ご両親達もすごくいい人だから尚更安心です。
こんな独り言のような話を読んでいただきありがとうございました。
色々な思いを誰かに喋りたくって。。。。
スカート(学校の制服)でもお構いなしに木登りするMちゃんと娘。