数回にわたってお見せしてきましたイギリスの中学受験、11+のテストの中身、こんな感じですシリーズの最終回です(笑)
今や読者さんの誰のためにもなってなさそうですが、一応紹介させてください。
前回記事のVRも結局は英語のテストなのですが、Englishのテストがまさしく日本で言う国語のテストのようなものです。
読解問題と文法やスペルの問題が出題されます。
因みに、他の教科も含め、全てマークシート式です。なので英語も記述の問題はありません。地域によってグラマースクールの試験でも記述があるところはあるし、私立中学だとマークシートではなく、やっぱり算数も途中経過をチェックされたり、英語で思ったことを述べる問題もあります。算数なんかはこっちの方がいいと個人的には思うんですけれどね。万が一答えが間違っててもどうやって考えたかというところで半分くらい点数稼げたりしますしね。まあ全く解答できそうもない問題だったら、マークシートの方が当てずっぽうできてラッキーかもですが(苦笑)
Englishテストの問題、まずこちらから。
スペルミスを見つける問題です。
1行ずつに1つ間違ったスペルの単語がある「はず」なので、A B C Dから選びます。
上記で「はず」と言ったのは、間違いが1つもないこともあるからです。間違いがないと思った時は「N」を選びます。
この間違いがないかもしれないという点が難易度を増すと思います。
こちらは5つの選択肢の中から一番センテンスに相応しいものを選びます。
こういう問題は日本の英語のテストにもよく見かけますね。
こちらはpunctuation いわゆる、句読点や大文字にしなきゃいけないところが小文字になってないかなど、間違いを見つける問題です。この問題でも間違いがなければ「N」を選ばなくてはならないので、戸惑わされます。
そして、英語読解はこんな感じです。
1つの文章に20問前後、設問があることが多いので、意味のわからない文章だったらかなり命落としですね。
写真は一部ですが、この話にも20問くらい設問がありました。
設問も多いですが文章の長さは1ページくらいのものもあれば2ページに渡るものもありました。
先日の本番のテストはもっと長いストーリーだったそうです。
設問は次のページにも続いています。
語彙力はイギリス人を両親に持つ周りの子よりもうちの娘は不利な立場だなと思っていましたが、読書は好きなので読むのはそんなに嫌じゃなかったのが救いでした。文法の本は問題集のおかげで随分力がついたのと娘なりに読解問題をたくさん頑張ったので、やればやるほど正解率も上がって行きました。
さて問題は、肝心な本番はどの程度できたか、ですが。。。
結果発表は未だなのです。。。