イギリスの中学受験(11+)のお話に戻ります。
算数とNon Verbal Reasoningのテストはどんな問題が出るのかを以前ご紹介しました。
今回はVR(Verbal Reasoning)のテスト問題です。
VRは主に語彙や文法などの言語能力が問われる問題中心です。たまに算数の計算のような問題も含まれますが。。。いろんな形式があり、暗号を読み取るような問題、単語の並べ替え、類義語、反意語の問題、色々あります。
ここで一例を紹介します。
因みに蛍光ペンで色が交互についてる理由は、家で時間を計って練習していた時、この問題集は80問で50分とあったのに対し、実際のテストはその半分の量で半分の時間(40問で25分)と聞いて、塾の先生からも本番と同じ量と時間で練習した方がいいと言われていたので、偶数だけの日、奇数だけの日、と時間を計って行なっていました。1問目〜40問目までの日と、41問目〜80問目の日と分けてしまうと、どうしても難易度など問題が偏ってしまうので。娘にパッと見わかりやすいように色をつけてました。
マークシートに慣れる練習もしていたので、問題集とマークシートと照し合わせてやらなければいけないので、多少ややこしかったのですが、偶数、奇数で1個ずつ飛ばしたことが、常にマークシートのどこに答えを書いたら良いのか、意識できる練習にもなって結果的に良かったと思います。
例えばこんな問題。
lam(?)est cur(?)aby
と書いてあった場合、左側の(?)と右側の(?)に共通した1つのアルファベットを答える問題です。
11+の実際のテストはマークシートなので、5つの選択肢から選ぶだけなので割と簡単に答えが見つけられる問題です。以前練習でやっていた問題集は、自分で当てはまるアルファベットを見つけなきゃいけなくて、その時はA〜Zまで順に考えないといけなかったので、難易度高いなって思っていましたが、マークシートだと選択肢がすぐそこの5つだけなので随分答えが見つけやすいです。
因みに
lam(?)est cur(?)aby
の(?)に入るアルファベットは(b)です。
次はこれ
1問につき単語が2個並んでいますが、左の単語から1つのアルファベットを取って、その取ったアルファベットを右側の単語のどこかに挿入すると新しい単語ができます。そのアルファベットはどれか答える問題です。これらの新しい単語は意味がある単語(現実にある単語)ではないといけません。
例えば、
plays fights
と言う二つの単語が並んでいた場合、playsから「l」を取って、fightsに「l」を付けると新しくpaysとflightsになります。
他には、、、、
暗号(コード)を解くような問題です。
HLがIKだったら、DHはなんですか?ってちょっと翻訳を略しすぎですが(苦笑)、26文字のアルファベットがテスト用紙に実際書いてあるので、それでHLとIKの関係がわかれば、解きやすいです。こう言うコードの問題はどのように並んでいるかパターンを見つけられたら答えは出しやすい問題でした。
暗号を解くような問題といえばこう言うのもありました。
その2へ続きます。