前記事の続きです。
グラマースクールのテストを娘が受けることは以前から心に決めてはいましたが、ここにきて、というか今の私立中学に編入してから少しずつ実は、私たち夫婦の考えも左右されてきました。
公立の小学校は学校によってグラマースクール受験者や合格者に差がありますが、以前娘が通っていた公立小学校からは比較的グラマースクール受験者や合格者は多かったです。
それなのに編入してから気づいたのですが、この私学からグラマースクールへの進学者がとても少なかったことが不思議でした。
決して成績が悪い小学校ではない、むしろ一般的な公立小に比べたらとても成績が良い小学校なのに。
なのになぜ?って。
でも娘が在学してる間に漸くその理由がわかってきました。
*まず第一にお金に余裕がある人たちなので中学校も私立に行かせようとしている親たちが多い。
*Year8まである小学校なのでYear8まで在籍する人が多い。(そうするとグラマースクールは入れない)
*グラマースクールの受験はかなり大変だし難関なのでそういう苦しいことを10歳という年齢でさせたくない考えの人が多い。
*県境近くにある私立小なので隣県から通っている生徒も多く、そもそもグラマースクールの受験資格(住所枠)に入れない子が多い。
多分こんな理由が多かったのだと思います。
そのため、娘の小学校から私が思っていたよりもグラマースクールへの進学者が少なくて最初はとても驚きました。
でもその親御さん達の言う意味もとっても納得できます。グラマースクールのテスト内容、結構えーーって思う内容だし、全てがその受験日の結果で決まるテストです。
日頃の学校での行いや活動、特技だとか受賞経験など全く考慮されず、その試験当日のテストの点数結果だけで決められるテストです。当日たまたま体調悪かったとか勿論言い訳になりません。
それにやはり選抜中学なので入ってからも授業内容や進み具合のレベルが高いと言うことです。ゆとり教育重視のイギリス人にはとっても合わない方針です。なので最初から受験させない親も多いし、それでお金に余裕がある人は私学に行かせるし、そこまでお金なければ普通の地元の公立中、という別れ道ができます。
私や主人が左右されてる理由はいろいろあるのですが。
娘はここ何年もバイオリンをすごく頑張ってきました。音楽の道に進ませるつもりは積極的にはないけれど、頑張ってきた音楽をよく評価してくれ音楽で活躍できる中学校がいいなと思うようになりました。
またグラマースクールはやはり選抜組の中学なのでガツガツしているイメージが強く、私立中は勉強が厳しい学校も中にはあるけれど、学校見学にも行ったけれど、全体的にもっと余裕があって生徒や先生も伸び伸びしているイメージがありました。
また私立中学は音楽学校ではいのに、音楽活動やスポーツにすごく力を入れているところが多く、娘にはすごく充実した場所になるであろうということです(その分両立も大変そうではあるけれど)。
それに今の小学校にYear8までプラス2年いさせてあげられるのならいさせてあげたいという気持ちも大きいです。
だったらグラマースクールの試験受けないで、Year8まで通わせてそこから私立受験で私立中学に行かせればいいのですが、、、、