ルピが2年通ったナーサリーを卒園しました。
まだ4歳半ですが9月からもうイギリスでは小学生扱いになります。

イギリスは卒園式とかないので、あっさりすぎて親として尚更悲しかったです。
一応園の行事として先週の金曜日、親子遠足みたいなものはありました。

最終日はいつも通りにお迎えして終了。
親御さんは先生に簡単に挨拶したりハグして帰宅。私としてはせめて記念写真撮ったり、もうちょっと先生達とおしゃべりしたかったけれど、自分だけそういうわけにもいかず悲しく帰宅。

ルピ自身は最後ってことをイマイチわかってないのか、けっこうアッサリしていました。。

悲しんでるのはどうやら私だけじゃなく、他のママさん達もこのナーサリーとお別れするって事を随分残念がってる方が多かったようです。

一応卒園する子を持つママ達で大きなカードに寄せ書きみたいな事をして、お金を出し合って先生達にプレゼントは数日前に渡しました。

あと私はせめてもの思いを込めて、先生7人分とルピが挙げたお友達の名前分(20数枚)分の手作りカードを作りました。そして中身はルピが手書きで全て書きました。ルピのお友達や沢山のママさんからもすごく喜ばれて私も嬉しかったしルピも満足げでした。


このナーサリーでルピは沢山のことを経験させてもらったようだし、いいお友達もできたし、何よりもルピが精神面ですごく成長したと思うので、とっても満足しています。


もともと他人の前ではとても恥ずかしがり屋でおとなしいルピでした。イギリス人の女の子達に圧倒されてるような感じでした。自分が本来できることも十分に発揮出来てないような感じでした。

でも先生達もそんなルピの事はよくわかってくれていて、ルピに「自信」という物を与えてくれたようです。私やパパも特にルピがすごい積極的になるとか傲慢になりすぎるのは望んでいませんでしたが、いい感じにルピが自信を持つようになってくれたようで、とても嬉しいです。

ルピがいい具合にヴァイリンガルで育ってくれていることも、このナーサリーのお陰だと思っています。多国籍でルピ以外にも英語以外の言語を話す子供が沢山いて、また先生にもそういう方が多く、他の言語が話せることにとても理解あり、寧ろ応援してくれていました。

先生がよく褒めて下さっていたのは、皆の前でルピに「helloって日本語でなんていうの?」など、ことある事に日本語訳を尋ねるとルピはちゃんと日本語でなんというか答えていたそうです。こういうのって、恥ずかしくてできない子も沢山いるはず。また、それをルピに恥ずかしいと思わせるか、ルピの事をすごいって思ってもらえるかは周りの影響も強いと思います。もしルピが他言語を話す事によって、それをからかったり変な目で見る子がいたら、ルピは2度とお友達の前で日本語で話したくなくなったでしょうから。

なのでルピが日本語を話せないお友達や先生の前で話せた(教える事ができた)環境を作って下さった事は本当にありがたく、そんな先生やお友達にもすごく感謝しています。

これから小学校に入り、ますますルピが英語にどっぷり浸かっていく環境になっていきます。ナーサリーと同じ言語環境でいられるとは思えません。そしてルピ本人が色々と周りの状況を理解していくと、お友達の前でママとも日本語で話したくなくなるかもしれません。その気持ちは理解できるし、でもルピに日本語を話すのは辞めて欲しくないし。。。今後そういう状況になった時、どう対応して行くかも考えていかなくてはならないのですが。。。


もうちょっと時間ある時に、園でどんな事をやっていたのか、モンテッソーリに関してどうだったのか、また綴りたいと思います。




ちるりんの早期教育記録@UK

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