平成24年11月16日16時00分 大阪管区気象台発表
 
(見出し)
近畿地方では、17日昼前から夕方にかけて、浸水害や河川の増水、土砂災害、
竜巻などの激しい突風、落雷に注意してください。
  
(本文)
日本海と日本の南岸沿いを、それぞれ前線を伴った低気圧が発達しながら東へ進む
見込みです。
近畿地方では、低気圧や前線に向かって南から湿った空気が流れ込むため、
17日昼前から夕方にかけて、大気の状態が非常に不安定となり、局地的に発達した
雷雲が発生するおそれがあります。

[雨の予想]
近畿地方では、17日昼前から夕方にかけて、南部を中心に局地的に雷を伴った
非常に激しい雨が降るおそれがあります。
17日に予想される1時間降水量は、多いところで、
  中部 40ミリ
  南部 50ミリ
16日18時から17日18時までに予想される24時間降水量は、多いところで、
  中部 130ミリ
  南部 150ミリ

[防災事項]
浸水害や河川の増水、土砂災害に注意してください。
特に、和歌山県の、平成23年台風第12号による大雨で災害が発生した地域では、
新たな土砂災害に注意が必要です。
竜巻などの激しい突風や落雷にも十分注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、
安全確保に努めてください。

[補足事項]
今後、地元気象台が発表する最新の注意報や竜巻注意情報、気象情報に留意してください。

次の「大雨と突風及び落雷に関する近畿地方気象情報」は、17日05時30分頃に発表する予定です。