Luppi Luppa -26ページ目

Luppi Luppa

ちょっとしたことと、ハンドメイド

 行っちゃいました、エリザベート!!

9月にはエリザベート展と東宝バージョン。そして今日!夢に見たマテ・マヤコンビを見に行きました。


 以下、煩悩が続きますので興味のない方はスルーしてください。


 9月の東宝版ではマテ・カラマスのトート閣下を楽しんできたのですが、何せ日本語で上演されるものでなんだか日本人にはないリズムのエリザベートを堪能しました。


 思いもかけないところでブレスが入るので聞き慣れた曲でもなんだか新鮮!!

 ま、場合によっては頭の中で自動的にドイツ語変換されちゃった曲もありましたが、やっぱり歌唱力はすばらしい!!

 これはぜひ!ドイツ語で思いっきり歌っていただきたい!と思ったのは私だけではないはずです。


 お相手のマヤ・ハクフォートさん。

実は私、日本人のエリザベート役の方に満足したことがありません。

 宝塚出身の方がされているので、綺麗で、かわいらしくて、何となくエリザベートなのですが、あの血の通った、肉迫した生命感がどうも感じられない。どうも、どこかお人形のような感じがするのです。

 きっとそれはオーストラリア人が近松門左衛門を演じきれないのと同じなのかもしれません。つまり、文化が違う。

 その点、この人のエリザはリアルにいきるエリザを見せてくれるような気がします。

 今回で最後のエリザなんて

本当にもったいない(T_T)


 今回、日本スペシャルヴァージョンとなっていますが、なにがスペシャルかって、マヤ・マテコンビの「愛と死のロンド」

 すばらしい!の一言に尽きます!!

歌詞も日本語バージョンと変わっていて、ここでシシィは死に親近感を覚え受け入れたことがわかるようになっています。なのに、トート閣下は生きたシシィと共に生きていくことを望んで返しちゃうから話がややこしくなる(^_^;)というか、お話が始まる。


 こんなにすばらしいのに今回で聞き納めなんて!!

これを聞きに行くだけでも今回のコンサートは価値あり!!です


 もともと宝塚用に作られて曲だったのですが、最近のウイーン版からレギュラー曲に加わったらしいです。メロディーラインが凄く綺麗だしね。

 あまあまにならないところがさすがというべきでしょうか。

木から落ちたときにトートの腕の中で安らぎを覚えた、つまり、死に安らぎを覚えたシシィの気持ちが歌詞になってより分かりやすくなっています。

 

 ウイーン版のキャストは誰もかれもクオリティーが高くってもう、涙が出てくるほどすばらしい。

 今回はコンサート形式だったので舞台中央にオーケストラが設置され、左右からスロープでぐるっと囲むようなシンプルな舞台設計でした。スクリーンも使用されますが、ちょっと雰囲気を足すぐらい。セリも中央のを一つだけ。

 机が出入りするのと、ルドルフが最後沈んで逝くぐらいで、セリで登場!!のような派手な演出はありません。

 照明はけっこう緻密に計算されていたように思います。

レーザーの目つぶしなんか素敵だった。でも、それで十分。セットが無くても世界観が伝わってきます。

 「私だけに」のシーンに関してはこちらの方がはるかにすばらしく感じられました。イメージ的に視覚化するのが難しいシーンなので、照明を駆使するだけの方が受け入れやすいのかもしれません。


 ルケーニも今まで見た中で一番好き!ですね。

まず、歌唱力、そしてイタリア人ぽい茶目っ気。キッチュでは客席に向かって何か投げ入れていました。

前席のヒトがうらやましいぞ~(゜ρ゜)


 今回、ドイツ語で見て新たに気がついたコトがいくつかあります。

フランツに通知を突きつけた後、出てくるトートにエリザは「出て行って!、あなたは必要ないわ!」と言うのですがルドルフの棺の前で泣くエリザに今度はトートが「あっちに行け!お前は必要ない!」と言い放つのですね。

 日本語ではわからなかったけれど、ドイツ語では全く同じ台詞です。

ほかにも、シシィがフランツに「貴方は私を見捨てるのね」とルドルフの「ママは僕を見捨てるんだね」が一緒だったり、注意深く聞いているとポイントポイントで同じ台詞が使い回しされています。

 英語の詩は韻をふんで作られますが、同じような感じで作り上げられたミュージカルなんですね。そこらへんがどうも日本バージョンでは伝わらない。文法の違いとはいえとても残念です。

 もっとも、ドイツ語もたいしてわからないので、きっちり聞き取れず逃している私はもっと残念!です

(_ _。)勉強はきっちりしておくべきね


 カーテンコールも凝っていましたよ。

登場人物にあわせて曲が変わったり(ルケーニと一緒にキッチュ!とたのしく叫べるシーンもあり) ブロードウェーミュージカルのようにメドレーで曲を流したりオケならではです。


 そう、今回面白かったことをもう一つ。

東宝版ではトート閣下の台詞はほとんどありませんでした。

 「殿下からお話があります」とかいきなりぽつんと入る程度。

今回はコンサートなのに凄くたくさん台詞を聞いたような気がします。

 東宝では全部メロディーに乗ってたことも、台詞っぽく歌っちゃうから東宝版よりお芝居っぽかった。

 つまり・・日本語の壁は厚かった。と言うことでしょうか。

他のトート閣下を拝見していないので何とも言えないのですが。

だれか、見た人教えて~あせる


 書くことはつきません。

もし、迷っている方がいたら、当日券もあったり無かったりしますのでぜひ!劇場に足を運んでください。






 向かって左隣にある後鳥羽上皇・順徳天皇大原陵


Luppi  Luppa


 うっそうと木が茂っていてよくわかりません。

鳥居の形が直線的で下の横棒が突き抜けていないのがわかります。

 これは神明鳥居というかたちで、地図記号の神社とはちょっと違います。そっちは名神鳥居。誰が命名??



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 手前には白い小石が綺麗に敷き詰められ、侵入者のゲソコンがとれるようにきれいに文様がつけられています。

 これだけ木が茂っているのに枯れ葉一枚落ちていないところをみると、しばしばお手入れされているんでしょうね。



 後鳥羽上皇どちら様??なヒトはすくないとおもうけれど、

順徳天皇どちらさま???



 壇ノ浦の源平合戦の時、平氏が連れ出して入水してしまった安徳天皇の異母兄弟が後鳥羽上皇。

 安徳天皇を三種の神器とともに平氏が都から連れ出してしまったため後白河上皇は神器なしで新たに後鳥羽天皇をたてます。

 つまり、壇ノ浦まで2年間ほどダブル天皇だったわけですね。


 後鳥羽天皇にはざっと20人ほど子供がいたのですが、その中の1人が順徳天皇です。お兄ちゃん、土御門天皇にやる気がないとみたパパ後鳥羽がむりやり順徳ちゃんを天皇にしてしまうわけですが、

 そのとき土御門ちゃん15歳、順徳ちゃん13歳(多分)

土御門ちゃんは3歳で天皇になって実際の所パパが政権握ってきたわけです。ちょうど反抗期に「お前はやる気がないから」って言われるのもかわいそうな気がしますが、実際息子に「も;つとまじめにやれ!」と日々しかっている身では大きなコトは言えません。


 さて、順徳ちゃん。上皇になった土御門に当然権力はなく、パパの後鳥羽院政が以前強力。

 そんななか、「天皇だって政治がしたぁーい!!」と言う募る思いを文章にしたためます。

 それが禁秘抄。

 政治を横取りするパパなんかだいっきらいだぁっっっっっっっ!!

 とはかけないので、宮中の行事やしきたりなんかがしたためられているらしいのですが、私、読んだことがありません。


 さて、後鳥羽上皇パパ、鎌倉幕府が目障りで仕方がありません。

そこで承久の乱を起こして一気に政権奪回を計るのですが、惨敗。

 即位が1210年、乱が1221だから順徳天皇24歳ぐらい?

パパに味方したため佐渡に流刑になります。

 その後21年島暮らしをするのですが、都に帰れないのなら生きていても仕方がないと、自殺してしまうのです。

 また、その死に方がすざまじい。

暫く断食をした後、最後は焼けた石を頭に載せて死んだそうな・・・。


 ご遺体は火葬されたのちパパが祀られた法華堂の横に安置されるのですが、明治22年宮内庁が正式に大原陵を墓として管理することになります。



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 入り口には宮内庁の看板があるのでこれを目印に探します。

探さないと、見逃しそうです。

 ちなみにパパは3年前に崩御。隠岐に流されてました。



Luppi  Luppa


 道から陵は見えません。角を曲がった先にあります。

左隣には後鳥羽上皇を祀った法華堂がありますが、一時場所が不明になっていたそうなので再建された物なのでしょうか。



 で、で、三千院は??むかっむかっむかっ


つづく

 遭難だけは避けたい。

比叡山でも熊クマがみつかったらしいし・・・

 (射殺、駆除されたらしいです)


と思いながら歩き回ったのち、何とかそれらしき道にたどり着きました。



Luppi  Luppa

 そんな中見つけたのが雰囲気のある古い旅館を改装した喫茶店


「Cafe APIED(カフェ・アピエ)」


 もうここまで来たら、お腹もすいたし、なによりくたびれた。

私だけなら迷わず珈琲タイムに突入していますが、ツレがコレですから、涙をのんでスルー。


 後で気になって検索したら、春と秋の土日祝日しかオープンしていない超レアな喫茶店でした。


 喫茶店と言いながらメニューは少ないそうですが(ま、稀にオープンだしなぁ)こんなことならはいっときゃよかった。


 で、ここから歩いて、歩いて、歩いて。

ようやくたどり着いたのでした。




Luppi  Luppa

  つづく