行っちゃいました、エリザベート!!
9月にはエリザベート展と東宝バージョン。そして今日!夢に見たマテ・マヤコンビを見に行きました。
以下、煩悩が続きますので興味のない方はスルーしてください。
9月の東宝版ではマテ・カラマスのトート閣下を楽しんできたのですが、何せ日本語で上演されるものでなんだか日本人にはないリズム感のエリザベートを堪能しました。
思いもかけないところでブレスが入るので聞き慣れた曲でもなんだか新鮮!!
ま、場合によっては頭の中で自動的にドイツ語変換されちゃった曲もありましたが、やっぱり歌唱力はすばらしい!!
これはぜひ!ドイツ語で思いっきり歌っていただきたい!と思ったのは私だけではないはずです。
お相手のマヤ・ハクフォートさん。
実は私、日本人のエリザベート役の方に満足したことがありません。
宝塚出身の方がされているので、綺麗で、かわいらしくて、何となくエリザベートなのですが、あの血の通った、肉迫した生命感がどうも感じられない。どうも、どこかお人形のような感じがするのです。
きっとそれはオーストラリア人が近松門左衛門を演じきれないのと同じなのかもしれません。つまり、文化が違う。
その点、この人のエリザはリアルにいきるエリザを見せてくれるような気がします。
今回で最後のエリザなんて
本当にもったいない(T_T)
今回、日本スペシャルヴァージョンとなっていますが、なにがスペシャルかって、マヤ・マテコンビの「愛と死のロンド」
すばらしい!の一言に尽きます!!
歌詞も日本語バージョンと変わっていて、ここでシシィは死に親近感を覚え受け入れたことがわかるようになっています。なのに、トート閣下は生きたシシィと共に生きていくことを望んで返しちゃうから話がややこしくなる(^_^;)というか、お話が始まる。
こんなにすばらしいのに今回で聞き納めなんて!!
これを聞きに行くだけでも今回のコンサートは価値あり!!です
もともと宝塚用に作られて曲だったのですが、最近のウイーン版からレギュラー曲に加わったらしいです。メロディーラインが凄く綺麗だしね。
あまあまにならないところがさすがというべきでしょうか。
木から落ちたときにトートの腕の中で安らぎを覚えた、つまり、死に安らぎを覚えたシシィの気持ちが歌詞になってより分かりやすくなっています。
ウイーン版のキャストは誰もかれもクオリティーが高くってもう、涙が出てくるほどすばらしい。
今回はコンサート形式だったので舞台中央にオーケストラが設置され、左右からスロープでぐるっと囲むようなシンプルな舞台設計でした。スクリーンも使用されますが、ちょっと雰囲気を足すぐらい。セリも中央のを一つだけ。
机が出入りするのと、ルドルフが最後沈んで逝くぐらいで、セリで登場!!のような派手な演出はありません。
照明はけっこう緻密に計算されていたように思います。
レーザーの目つぶしなんか素敵だった。でも、それで十分。セットが無くても世界観が伝わってきます。
「私だけに」のシーンに関してはこちらの方がはるかにすばらしく感じられました。イメージ的に視覚化するのが難しいシーンなので、照明を駆使するだけの方が受け入れやすいのかもしれません。
ルケーニも今まで見た中で一番好き!ですね。
まず、歌唱力、そしてイタリア人ぽい茶目っ気。キッチュでは客席に向かって何か投げ入れていました。
前席のヒトがうらやましいぞ~(゜ρ゜)
今回、ドイツ語で見て新たに気がついたコトがいくつかあります。
フランツに通知を突きつけた後、出てくるトートにエリザは「出て行って!、あなたは必要ないわ!」と言うのですがルドルフの棺の前で泣くエリザに今度はトートが「あっちに行け!お前は必要ない!」と言い放つのですね。
日本語ではわからなかったけれど、ドイツ語では全く同じ台詞です。
ほかにも、シシィがフランツに「貴方は私を見捨てるのね」とルドルフの「ママは僕を見捨てるんだね」が一緒だったり、注意深く聞いているとポイントポイントで同じ台詞が使い回しされています。
英語の詩は韻をふんで作られますが、同じような感じで作り上げられたミュージカルなんですね。そこらへんがどうも日本バージョンでは伝わらない。文法の違いとはいえとても残念です。
もっとも、ドイツ語もたいしてわからないので、きっちり聞き取れず逃している私はもっと残念!です
(_ _。)勉強はきっちりしておくべきね
カーテンコールも凝っていましたよ。
登場人物にあわせて曲が変わったり(ルケーニと一緒にキッチュ!とたのしく叫べるシーンもあり) ブロードウェーミュージカルのようにメドレーで曲を流したりオケならではです。
そう、今回面白かったことをもう一つ。
東宝版ではトート閣下の台詞はほとんどありませんでした。
「殿下からお話があります」とかいきなりぽつんと入る程度。
今回はコンサートなのに凄くたくさん台詞を聞いたような気がします。
東宝では全部メロディーに乗ってたことも、台詞っぽく歌っちゃうから東宝版よりお芝居っぽかった。
つまり・・日本語の壁は厚かった。と言うことでしょうか。
他のトート閣下を拝見していないので何とも言えないのですが。
だれか、見た人教えて~![]()
書くことはつきません。
もし、迷っている方がいたら、当日券もあったり無かったりしますのでぜひ!劇場に足を運んでください。





