まるでアイドルの大歓迎

「昭恵さん、ようこそ」と声がかかると、嬉しそうに手を振るのは安倍晋三元首相の妻・昭恵夫人である。

7月17日から台湾を訪問中の昭恵夫人は、18日午前に台湾第2の都市である高雄市の「紅毛港保安堂」を訪問し、安倍元首相の銅像に献花した。昨年9月、台湾人の寄付で建てられたものだ。

昭恵夫人は涙ながらにこう挨拶した。

山谷えり子氏と並ぶ昭恵夫人

昭恵夫人は20日の帰国までに、台湾の蔡英文総統、頼清徳副総統と面会する予定も組まれているという。

来年1月、台湾では総統選挙が予定されている。政権与党民進党は蔡総統の後継として

すでに頼清徳氏が立候補することを決めている。世論調査では、野党・民衆党の柯文哲氏、国民党の侯友宜氏と接戦という数字が出ている。

安倍元首相が亡くなった後も、4月の衆院補選では山口4区で地盤を継いだ吉田真次衆議院議員の応援に奔走していた昭恵夫人は、今回も台湾訪問で多忙を極める。

「安倍元首相が銃撃されたのは旧統一教会がきっかけですよ。そこに支援をもらっていた北村氏らが同行するなんて、おかしなことですよ。杉田氏も解散総選挙が近いとされるなか、何をやっているのでしょうか。台湾にも失礼じゃないか。

また危惧されるのが台湾の総統選挙です。頼清徳氏は一定の支持を集めてはいるが、世論調査では接戦です。柯文哲氏は6月に来日し早稲田大学で講演をした。しかし頼清徳氏は副総統という立場なので、簡単には訪日できない。日本びいきが多い台湾でその関係性をアピールすることが選挙戦でも効き目があるようです。そんな中、昭恵夫人が台湾で政治に利用されないか、心配だ」(前出・自民党の幹部)

はたして、昭恵夫人の心中やいかに。

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