こんな本があるんだー。以前読んだ「洲崎パラダイス」をもじったのか?
ま、そこはどうでもいい話だがこの「新橋パラダイス」、面白そうでは無いか
なんで目に飛び込んだのかというと、都内ではなく田舎で「新橋」の本を置いているところから気になってしまったのである。
都内の本屋で目にしたことないなー。。なのに。。。なぜ?・・・・が始まり。
話の中身は新橋駅を挟んだ、ニュー新橋ビルと駅前ビルの話。
確かにいつも思ってたことだが、『いつまでニューなんだ?』と
でもなぜが惹かれて行ってしまう謎は、今でも解けないでいる。しかし、この本を読んで、ちょっと答えが見えてきた気もする。
そんな目で店に行ってないので、本にある情報は、とても貴重で、再開発なんてキーワードはあるけど、大先輩たちがかたよせあい、駅前を盛り上げてきてくれた。日本のサラリーマンの成長の裏にここで寄り添ってくれた店を教えてくれている。
簡単に思い出せるように、少しだけ引用しておこうと思う。
〇ニュー新橋ビル
1971年(S46)総事業費129億円。地下4階の地上11階。施工主体は東京都
闇市が形成されていた跡地。1946年(S21)「新生マーケット」が建てられる。半年後に2/3が消失。その後もマーケットを再興。
靴屋さんの十全堂(1階)。ネクタイ屋のコトブキ。
地下1から地上4階が商業エリア。5~9階は事務所。10~11階を住居フロア。小沢果実店がオザワフルーツの名前でジューススタンド。むさしや、マッサージ店、ゲーム。。。
駅からニュー新橋。
気に留めなければ、いつものニュー新橋。
逆をみてもニュー新橋。言われてみれば、建物は10階、11階まであるね。
行ったことがことがないので、気にも留めない風景だった。
〇新橋駅前ビル
1961年(S41)総事業費77億円。1号館、地下4階地上9階、2号館が地下3階地上9階。施工主体は東京都
新生商店街に国際平和マーケット、狸孤小路。
パーラーキムラヤ、おくとね、たこ助、ビーフン東。。。
そして駅から見た駅前ビル
もすこし近くで見ると
入り口のご主人
いつも何気なく使っているビルも、この本を通して角度を変えた見え方になるのは、とても新鮮で再開発でなくなってしまう前にその姿を確認できる機会が目の前にあるというのも感謝せねばなるまい。
さ、本と照らし合わせるわけではないが、いろいろ体験してみようではないか
そんな感じ