丹沢 塔ノ岳 | Lupin 孤高のブログ (Stand Alone)

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日に3度のめしが食えて 手足をゆっくり伸ばして寝られるベッドがある
昨日と変わらぬ今日が来て 今日と変わらぬ明日が来る
一杯のカップラ-メンで満たされる時 ・・  幸せ

今回は初めての丹沢 塔ノ岳

 

昔から登山家達の人気 

登山のメッカ丹沢

 

何しろ近い 新宿から1時間ちょい

電車賃も板橋から880円

 

渋沢駅からバスで15分ほどで

終点大倉

 

 

 

 

今日は 良い天気

丹沢はヤマビルが多いらしい

堀さんがヤマビル用のスプレ-を持ってきた

最近 

全国各地で熊の被害が続出しているので

そっちも気になるが

 

 

 

トイレや休憩所にヤマビル駆除用の

塩が置かれていた

 

 

 

 

標高286M

ここから 塔ノ岳山頂1491Mを目指す

標高差は 1205Mです

 

午前8時 

 

今日もよろしくお願いします。

 

 

 

 

とにかく階段が続くと下調べはしておいたが

 

 

 

 

 

 

分岐点を通り

 

ここは 少し平坦な尾根道

 

 

 

 

 

一つ目の小屋 見晴茶屋に着いた

 

 

 

 

今日は快晴だが 湿度が高いせいか

大気の透明度が今一つです

 

 

 

 

 

ずっと階段、木道、また階段が延々と続く

 

 

 

9時34分

駒止茶屋

 

 

これは休業中なのか 廃業してるのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

堀山の家 9時58分

標高は959M

 

 

ここも本日休業

営業は毎週末だそうです

素泊まり4000円 2食ついて6000円

 

どんな 食事が出るんだろう

興味あるね

 

 

 

 

 

階段が急になってきた

 

 

 

 

平日だが 登山者はそこそこいる

ほとんどが一人か 二人

グル-プの登山者には会わなかった

 

 

 

 

 

 

 

振り返れば 絶景だ

靄で霞んでいるが西方に見える二つの山

調べたら愛鷹山と位牌岳かな

 

 

残念ながら富士山は雲の上に

ちょこっと頭が見えたけど

 

すぐに 隠れてしまった

 

 

 

二宮 小田原方面も少し霞んでる

 

 

 

 

湘南海岸 

スマホの写真より実際はもう少し見えてた

 

 

 

 

 

 

10時57分

花立山荘到着

標高1306M

 

 

ここも 本日休業のようです

 

 

 

 

 

 

 

山頂は近いよ

 

 

 

 

 

 

 

11時40分 塔ノ岳山頂到着

標高1491M

 

 

 

 

「狗留尊佛如来」

 

 

"くるそんぶつ" とは何か?

 

 

分からん!

 

 

 

 

 

尊仏山荘

ここは営業中でした

 

 

 

 

西には富士山

南は相模湾

東は関東平野

 

夜景は いったいどんな絶景なんだろう

 

実際に目の当たりにしたら

どれほど感動的か

 

 

 

 

 

 

 

ここで 我々も昼食

自家製おにぎりと ゆで卵を食べた

 

 

 

 

向こうに見えるのは先日登った大山だ

 

 

大山が邪魔になって 

江の島や東京方面が見えないかな

と思ってたが 全然大丈夫

こっちの方が 200M以上高い

 

 

 

 

 

 

 

昼飯も食ったし山荘でトイレにもよったし

さて 下りだ

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

 

道中 何人か歩荷さんを見かけたが

下り初めて間もなく 太ももを丸出しに

した歩荷が登ってきた

 

 

重そうな荷

 

「ご苦労さまです」 と声をかけた

 

「ありがとうございます」

 

何を運んでるんですか」 と聞けば

 

「ガソリン」 

 

だそうだ 尊仏山荘で使うのだろう

だけど 灯油ではなくてガソリンなんだ

 

 

 

 

 

みると その太ももの凄い事

 

チョコザップでちょこっと作った大腿筋

とはだいぶ違うぜ

 

労働の対価で得た大腿筋だ

 

 

地元の高校を出て歩荷一筋30年、、

鍛え上げた大腿四頭筋だぜ

 

勝手な想像をする。 悪いクセです

 

 

 

だけどこの仕事 令和の時代に

いづれはドロ-ン歩荷が

登場するんじゃないのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この登山道は 整備万全

至る所に この様な案内板

どこで 動けなくなっても 

直ぐに場所を知らせる事が出来る

 

 

 

 

本当に 良く整備されてます

入山料は取らないけど

 

 

 

維持管理には相当な費用が掛かるでしょう

 

 

 

 

 

 

ところが この階段は

徐々に 足、膝に来る

 

 

 

 

登りは それほど苦ではなかったが・・・

こんなにも 長かったかと

通称 「バカ尾根」  なるほどだね

 

 

 

伊豆ヶ岳もわりと距離があるが

登ったり下ったり アップダウンの連続

その方が 変化があっていいかも

 

 

 

 

 

この「バカ尾根」 の下り

何人にも 抜かされた

ほとんどが 単独

けっこう年配の 小柄な女性

身軽に 飛ぶように下って行った

 

 

 

 

あの人は おそらく地元の人で

毎朝早朝から一回 午後にもう一回ぐらい

日課になってるんだろう

 

"ヤマンバ" かな

 

 

 

 

30代くらいの女性 走って下りて行った

速い!

トレランの練習だろうか

 

 

 

 

 

この丹沢はそういう熟練者向きなんだろうね

 

 

 

 

 

 

もう少しだ ちょっと振り返り 休憩

 

 

 

 

 

ようやく入り口に着いた

 

 

 

 

"ヤマビル"も"熊"にも遭遇しなかった

 

 

3時14分

大倉バス停に到着

13.2km

7時間12分

登り1310m 下り1309m

 

YAMAPのデータ-

なぜか1M違う

 

 

帰りのバスは直ぐに来た

渋沢駅前の "何とかの銀次"で 

2時間も飲んで帰りました

 

 

 

 

*****

 

 

 

丹沢・・奥が深いです

まだまだ何通りもコースがある

 

尊仏山荘のサイトにあった

ヤビツ峠から塔ノ岳まで11時間半かかった

登山客がいたそう・・・ 恐ろしい。