我が蒼い時代の 藤原秀子さん | Lupin 孤高のブログ (Stand Alone)

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日に3度のめしが食えて 手足をゆっくり伸ばして寝られるベッドがある
昨日と変わらぬ今日が来て 今日と変わらぬ明日が来る
一杯のカップラ-メンで満たされる時 ・・  幸せ

今 世の中の関心事は 森友 改ざん 

財務省と昭恵バッシング

何処のチャンネルも これ一辺倒

年末年初は 貴乃花一色

 

どうして こう一辺倒に偏るのか

偏向報道

 

 

 

とは  まったく 関係ない ネタ話しです

 

 

1970年代 ラジオを聴き始め フォークソングが大ブレイクした当時

まだ 純真無垢の蒼い時代 ほやほやの中学生だった 

オイラの耳に

 

藤原秀子さんの ふるえるようなビブラート 

涙声のように 湿っぽい 切なく艶やかな声色に

西岡たかしとの 絶妙なハーモニーに

そして 反戦を願う切実な歌詞に 

 

ほやほやの蒼い中学生は 心から感動してしまったのです

 

 

 

藤原秀子さん 

 

 

 

どんな美しい人なんだろう

 

勝手に想像して うっとりしていました

 

 

 

 

写真を見て 少々落胆しましたが

 

またその 地味な容姿も魅力なのだ と思うことにしました

 

 

 

 

 

 

 

西岡たかしとの 最も綺麗なハーモニー

「血まみれの鳩」    今思えば 凄い曲名です

 

 

 

血まみれの 小さな鳩が 私の窓辺に 私に こう聞くんだ 

この世界の空に 私の休める所は ないのでしょうか

どこの空を飛んでも どこの国へ行っても 傷ついたあの叫び声が 

私の心を癒してくれない 

 

血まみれの 小さな鳩が 私の窓辺で 日の暮れに死んだ

彼が 飛んだお空に 平和を見ることもなく 長い旅を続けた

平和を 見つけた時にも  いつわりの平和を見て 雲に隠れ泣いたろう

それでも翼を 広げて飛んだのだ 

 

血まみれの 小さな鳩が 私の窓辺で死んでしまった今

彼を 葬ることより 今の僕らの世界を 見つめることの方が

偽りの平和 の中で 諦め暮らすよりも 真の平和つくろう

それがあの小さな 鳩のためにも

それがあの小さな 鳩のためにも

 

 

 

 

今 聞けば

「安保法案絶対反対」

「安倍政治は ぜったい許さないぞ」

と 叫んでる人達が 歌うような歌詞だけど

 

当時の ほやほや中学生には 涙が出るほど感激した

歌詞でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして もう 一曲 

 

この世の艱難辛苦から逃れ 理想郷があるとするなら

そこへ 誘われるような 

藤原秀子の独特な涙声 その魅力が

最もロマンチックに表現されている歌

 

 

 

 

「遠い空の彼方から」

 

 

 

遠い海の彼方に  小さく青い島が浮ぶ

私はいつも 島を眺め  この浜辺で 夢を見る 

あの  青い島にきっと  白いお家があるだろう  

カモメやイルカが 集まる 

僕は みんなと 暮らすんだ 

 

遠い海の彼方に  小さく白いお船が浮ぶ 

私はじっと お船を眺め この浜辺で夢を見る

あの白いお船にきっと 幸せ積んでいるのだろう

世界のお国を廻る 幸せ僕にもくれるんだ

 

遠い海の彼方に 大きく黒い波が続く

私はいつも海を眺め この浜辺で夢を見る

いやな夢 あの国では 戦争が

人々が 子ども達が泣き 幸せ何処にあるのだろう

 

遠い空の彼方に ぽっかり白い雲が浮ぶ

私はそっと空を眺め この浜辺で夢を見る

あの白い雲にきっと 幸せの神がいるのだろう

私は そっとひざまずき みんなの幸せ祈るんだ

 

 

 

 

 

 

 

フ-コ さんの歌に 聞いているこちらも

思わず 首を振っているよ

みゆきさんも 学生時代に 聞いていたんだろうね  

 

 

 

 

 

 

 

藤原秀子さん

 

「五つの赤い風船」 解散後は すっぱりと引退

その後 難病を患い長く闘病 

 

時は過ぎ 既に この世に居ない彼女を知った

 

 

遠い空の彼方から みんなの幸せを 祈って

今でも 歌ってくれている

 

我が蒼い時代の 思い出と共に