昨日刈られてしまっていたミツバ達が

次の日には成長していた。


桜はあんなに大切にされているのに、

足元のたんぽぽやミツバはガシガシ刈られていく。そんな姿を見て心を痛めていた私は嬉しくなった。


そして、無意識に575で

ミツバ達への告白をしていた。

「〇〇〇〇〇、そんなあなたが、大好きです」

そんな感じの俳句なのだか、

仕事を終える頃には、大事な初句が思い出せない、、、、。

すぐ忘れてしまうんだから、、、。

思い出そうとすると余計に思い出せない。

無意識に俳句を作っていたのは初めてだ。と思う。そんな自分が可笑しくて、少し嬉しくてにやけてしまった。

季語も風流もないような俳句で人様には教えられないようなものだろうが、嬉しかった。



なにも飾らずに感じた瞬間が大切だ。

忘れたくないから、言葉を記す。写真を撮る。

忘れてしまっていても、心のどこかに残ってる。きっと。空気みたいに漂っている。