【ツヨシは今、一人暮らしで認知症の診断を受けて要介護2。

ケアマネさんとヘルパーさんに助けてもらいながら生活をしています。】

 

【登場人物】

 

ツヨシ…カベ子の父親。1人暮らしで認知症要介護2。

カベ子…ブログを書いている人。

アキくん…カベ子の旦那さん。

カベ男…カベ子の弟。電柱みたいに何にもしてくれない。

幸子さん…カベ男のお嫁さん。

凜ちゃん…カベ男と幸子さんの赤さん歩くラブラブ

1号、2号、3号…8歳ニコニコラブラブ、6歳ニコ音譜、4歳照れラブラブになるカベ子の子どもたち

 

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2月24日(土)

 

午前中に医師から話を聞いた後に

カベ男と面会に行きました。

 

今にも血の気のない死人のような顔色で

うつろな目をして抑制されたツヨシが

横になっていました。

 

ツヨシ「凜が来たんだよ。ベッドに乗ってきたんだ」

 

そういうツヨシ。

面会は中学生以上しか来られないし

まだ、その時は幸子さんも凜ちゃんもきていませんでした。

 

でも、ツヨシは孫の凜がきたんだという。

 

排尿も全然ないと看護師さんが言っていて

どうみても元気にはなりそうに見えない。

 

お見舞いから帰宅したあと

 

私が2月20日にヘルパーの電話に出て

救急車にすぐに乗せたら良かったのか

 

火曜に掛かりつけじゃなくて

大きい病院へ連れて行ったらよかった

 

自分はツヨシのことで

ベストを尽くせていなかったんじゃないかと

考えては涙ぐんでいました。

 

アキくんにそのことを話すと

アキくんはちょっとイラっとした顔で言いました。

 

アキくん「ベストって何??

誰もかべ子ちゃんのことを責めていないよね?

責めていないってことが周りの

かべ子ちゃんの評価なんだよ。

そもそもこうなったのって

お父ちゃんがビールをやめなかったからだし。

誰もかべ子ちゃんのことを責めてなんかいないのに

かべ子ちゃんが勝手に自分を責めてるんだよ。

それで辛いって言われても困るよ。

こんな風になったって

かべ子ちゃんは自分が後悔しないように

毎日だってお父ちゃんの病院に

通ったりするんだろうなって思うけど。

俺はそれでいいと思うよ。」

 

みたいなことを言われました。

 

まぁ・・・ツヨシが認知機能低下する前

お酒を嗜んで飲んでいる時代の頃に

周りの声をちゃんと聞いて酒をやめていれば

こんなことになってないですからね。

 

この状況だって

なるべくしてなったんだからね。

 

2月25日(日)

ツヨシの熱が上がってきました。

 

2月26日(月)

電話で病院にオムツや入院手続きの件で連絡ついでに

看護師さんに様子を聞くと

微熱ではあるけれど

日中は車椅子に座ってすごし

食事も食べているけど

昼も夜も寝てばかりと教えてくれました。

 

そして2月28日(水)

 

ツヨシの病院へお見舞いに行くと

この日からリハビリが始まっていました。

 

相変わらず白い顔で

風が吹いたら倒れてしまいそうに

前よりも筋力の落ちた足で

よろよろと歩いていて。

 

かべ子「良かったね。死んじゃうかと思ったんだよ。

でも歩けるなら大丈夫だね。

家で猫もずっと待っているよ。

ちゃんと帰ってあげないとね」

 

そういうと目に涙をためるツヨシ

 

普通ならこれでビールは止めようってなるんですけどね

ならないかなぁ・・・・?(^_^;)

 

この日から熱が下がっていき

 

2月29日(木)から

携帯電話を使って、

かべ子に電話をしてくるようになりました。

 

おお・・・元気になってきたな?!って感じです。

 

元気になってきたらなってきたらで

まぁ、問題があるんですけどね・・・・

 

 

ちょっとまたしばらくブログはお休みになるかも知れません。

タイミングをみて

また近況を報告させてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました