【ツヨシは今、一人暮らしで認知症の診断を受けて要介護2。

ケアマネさんとヘルパーさんに助けてもらいながら生活をしています。】

 

【登場人物】

 

ツヨシ…カベ子の父親。1人暮らしで認知症要介護2。

カベ子…ブログを書いている人。

アキくん…カベ子の旦那さん。

カベ男…カベ子の弟。電柱みたいに何にもしてくれない。

幸子さん…カベ男のお嫁さん。

凜ちゃん…カベ男と幸子さんの赤さん歩くラブラブ

1号、2号、3号…8歳ニコニコラブラブ、6歳ニコ音譜、4歳照れラブラブになるカベ子の子どもたち

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2月22日(木)

朝からツヨシを車で内科へ。

血液検査の結果を聞くために。

かなり待たされました。

 

ツヨシはずっと腹が痛いと言っていたんですが

かなり便秘で便が詰まっていたようで

駐車場から内科まで数日ぶりによく歩いたからなのか

待っている間に何度もトイレにこもり

大量の便を出したようで

受診の番になる頃には

腹の痛みがなくなったと言っていました。

 

血液検査の結果は良くありませんでした。

 

内科の先生は

肝臓の数値が悪いから肝炎かな?と言っていて。

低栄養状態だし他の数値も良くないと

これは紹介状を書くから

すぐに大きい病院に行ってくださいと

 

血液検査の結果をみたら

HbA1cが9.5と出ていて。

今まで見たことない高い数字にも驚き。

 

午後からやっている病院へ急いで向かいました。

 

そこで時間をかけて色々検査して

対応してくれたのが嘱託の先生だったんですが。

 

ツヨシ、胆のうを摘出しているんですけど

胆管は残っているんですが。

 

血液検査で

胆管に石が詰まっていると上がる数値も少し高いらしく

詰まっていることが確認できれば

やる施術は決まっているんだけど

胆のうをとってクリップでとめた

クリップが邪魔で胆管が確認できないと言われ。

 

しかも、ツヨシ便秘だったので。

内科で沢山便を出してはいたけれど

体にガスが溜まっていて

臓器が全て圧縮されて

くっついているような状態になっているので

余計に原因と思われる箇所を

確認することができないようで

 

もう一度検査を入れようにも

休日前で検査室が混んでいて

結局そこでは検査ができず。

 

それだけでなく

膵炎もこの時に確認

倍ほどに膨らんだ膵炎をみて

胆管に詰まった石が原因なら

対応できるけど

アルコールから来ている可能性もあって

とにかく判断ができないという状況で

 

嘱託医の先生は

ちゃんと見てくれる病院で

ちゃんと見てもらおうと

あちこちに電話を入れてくれて。

 

6件断られて7件目で受け入れてくれた病院は

見たこともないくらい大きい

しかも有名な病院でしたびっくり

 

嘱託医「あそこなら大丈夫!しっかりみてもらってきてね」

 

そう言ってくれました。

よかったー!って思ったけど

偉く遠い場所でもありました・・・・(;´・ω・)

 

でも・・・嘱託医の先生、ちょっと口滑らせて言ってたんですよ

 

嘱託医「ちょっと・・・この状況は・・・手遅れだったかな・・・」

 

とも・・・・ショボーン

そのセリフが頭に残って

かべ子はツヨシがヤマを越えるまで

 

「火曜のヘルパーさんからの電話

仕事中でも出て救急車呼んでもらえば

もっと早く対処できたのかな。」

 

とか

 

「火曜時点で心配だったら、

さっさと大きい病院行けばよかった。」

 

とか

 

自分の判断を誤ってしまったんだと

ずっとずっと自分を責めて

これでツヨシが亡くなってしまったら

本当に取り返しがつかないと

ずっとずっと考えていました。

 

嘱託医の先生は予後が変わってくるからと

ツヨシに点滴治療をはじめながら

救急車の到着を待たせてくれていました。

 

18時前にカベ男が駆けつけてくれて。

19時前の病院搬送の救急車にはカベ男が乗ってくれて

かべ子は車で移動。

 

19時半前に着いたんですが

そこから4時間以上かかって待機していて

検査結果をみた先生が

 

先生「お酒飲み過ぎてこうなっているからね?

自業自得。わかる?

入院して治療しましょうね。」

 

と、バシッと言ってくれました。


そうして、ツヨシの入院が決まったのですが

病棟に上がれたのは日付が変わった23日でした。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。