【ツヨシは今、一人暮らしで認知症の診断を受けて要介護2。
ケアマネさんとヘルパーさんに助けてもらいながら生活をしています。】
【登場人物】
ツヨシ…カベ子の父親。1人暮らしで認知症要介護2。
カベ子…ブログを書いている人。
アキくん…カベ子の旦那さん。
カベ男…カベ子の弟。電柱みたいに何にもしてくれない。
幸子さん…カベ男のお嫁さん。
凜ちゃん…カベ男と幸子さんの赤さん
1号、2号、3号…8歳
、6歳
、4歳
になるカベ子の子どもたち
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ある時、ツヨシに電話をしたら。
ツヨシ「今、うどん作ってるんだ」
自分でうどんを茹でて、
白菜切って肉入れて
汁も作って、うどんを食べたそうです。
ガスの火が出しっぱなしってことが
前にあったので
電話しなおして
火が消えているのは確認しました。
ツヨシ、総菜コロッケを焼く程度でしか
火を使っている話しか
しばらく聞いていなかったので
もう調理は出来なくなっちゃったかなぁ
って思っていたのに。
すごい久しぶりにまともな食事を
自分で作っていたので
感動しちゃいました。
かべ子「まだまだ、お父ちゃん（ツヨシ）の
ご飯食べられるかなぁ？」
って言ったらニコニコして
ツヨシ「ジジのご飯美味しかったか？
」
と聞くので
かべ子「お父ちゃんの味が懐かしいんだよ。
だからまた作ってね」
そんな話をしました。
２年前は自分で病院の予約もできたし、
１人で通院にも行けていたんだけど。
今はもうできなくなってしまいました。
料理も１年後はこんな話を
していなくて
「最後にもう一度食べたかったなぁ」
って言ってるかも知れない。
ツヨシとしていることは
どれも今回が最後になるかも知れない。
今度、ツヨシの家に行ったら
一緒にご飯作ろうかなぁと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました