【ツヨシは今、一人暮らしで認知症の診断を受けて要介護2。
ケアマネさんとヘルパーさんに助けてもらいながら生活をしています。】
【登場人物】
ツヨシ…カベ子の父親。1人暮らしで認知症要介護2。
カベ子…ブログを書いている人。
アキくん…カベ子の旦那さん。
カベ男…カベ子の弟。電柱みたいに何にもしてくれない。
幸子さん…カベ男のお嫁さん。
凜ちゃん…カベ男と幸子さんの赤さん
1号、2号、3号…8歳
、6歳
、4歳
になるカベ子の子どもたち
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最近、ツヨシの電話を切ってから
ツヨシから１０分後に再び電話が入り
留守電に電話で伝えたことについて
再び訴えが入るということが増えました。
昨日は、電話を切って１時間してから
２１時台に１１件の留守電が入っていて
その日、何度となく話したお金の話を
まるで聞いていなかったかのように留守電を入れてきて。
生活費は毎日渡しているんだけど
その留守電には
ツヨシ「実は・・・もう３～４日生活費を貰っていないんだ」
と入っていたり・・・・
（次の日の生活費は４時間前に渡してますよ！）
話した内容を忘れる速度の速さに驚いてます。
この感じは１１月入ったくらいから激しくなって。
あ、認知症進んでいるかも。
そう感じます。
この間は幸子さんにショートメールと電話をして
ツヨシ「アキが子ども３人連れて関西に帰ってしまったんだ。
かべ子が一人きりになってしまって
情緒不安定になってしまっている。
俺の電話は繋がらないんだ。
幸子さん、連絡してくれないか？」
って言ってきたようで。
かべ子の留守電にも
ツヨシ「かべ子？大丈夫か？」
と、かべ子を気遣う留守電が入ってました。
ツヨシはかべ子を可愛がってましたから
（自分でいっちゃう（笑））
かべ子が落ち込んでる時は
よくそうやって声をかけてくれたんですよ。
認知症になっても
やっぱり親は親だし
喧嘩しても娘は可愛いんだなぁと思うけど。
アキくんが子ども連れて実家に帰る
↓
かべ子一人きりになる
↓
かべ子離婚
↓
ツヨシの家に帰ってくる
↓
かべ子、ツヨシの介護をする
↓
ツヨシ亡きあとは
（ボロボロの）実家をかべ子が一人で守り続ける
そうなってくれたら
安心だなーって思っていたら
それが実際にあることのように
妄想が現実になって
騒いでいるんだろうなぁと
感じたりもするので
この話からわかるのは
ツヨシは１人での生活に
内心不安を覚えている
ってこと。
それを感じても
どうすることもできないんですけどね。
我が家ならアキくん
カベ男なら幸子さんは
はじめはツヨシと同居することを前提に
考えていた時もあったんです。
この状況を作ったのって
ツヨシとカベ男のせいで
自業自得なんでね・・・
アキくんは
ツヨシの介護をかべ子がするのは
反対していないけど
今は同居は絶対ダメって言ってます。
理由は
「ツヨシに歩み寄りがなかったから」
子どもたち（カベ子とカベ男）に
迷惑かけないように節約して貯金するとか。
健康面を考えてウォーキングするとか。
ボケないようにシルバー人材に登録するとか。
同居するなら孫の面倒をみてカベ子の家庭を支えるとか。
そういった気遣いをしてくれるなら、こっちもツヨシを支えようって思えるのに。
ツヨシは自分がやりたいように自由にやって、周囲はお構いなしだったので。
そんな人を自宅に引き取って面倒看るなんて俺は無理。
…って話でした…
家族であるアキくんが嫌というなら無理ですからね…
後は…メンタル豆腐なかべ子が
速攻ダウンするのが目に見えているし
カベ男が一気に何もしなくなるのが目に見えてるし。
アキくんの両親の気持ちもあるし。
「何故、カベ男くん夫妻がやらないの？！
長男なのに！」
って話になってしまうので。
義母の心としては
息子に嫁の親の介護で
苦労させたくないって思いもあるし。
長男が親の面倒をみるのが
当たり前の世代ですから。
肝心なところで動くのは長男（カベ男）でしょ？！と
内心思っているだろうなと・・・
義実家は
かべ子の家のことには
普段は口は出しては来ません。
でもアキくんが苦労する状況には
絶対黙ってません。
婿にやったわけじゃない！
そんな感じかなぁ・・・？
聞いてないからわからないけれど。
一時期、毎週家族で
ツヨシの家に訪問して
様子を見に行ってた時も
アキ義母さん
「平日にかべ子さんだけ実家に行って
お世話してきたらいいんじゃないかしら？
」
って、やんわり言われて。
うちの息子は介護に参加させるなと。
アキくんは子供の頃
毎週のようにお爺ちゃんの家で
ご飯を食べていたから
そういうのが当たり前で
自分がやってきたことを
自分の子供たちにもしてやりたいって思いだったので
アキくん事態は苦痛ではないって
言ってはくれてますけどね。
介護ってワードが出てくると
やっぱり一人一人
考えや思いがあるので
難しいです。
ツヨシがもっとシッカリしていて
自宅の修繕もしっかりしてくれて
貯金もちゃんとしてくれて
「亡くなった後はメンテナンスの整った家を
そのまま不動産として貸し出せばいいよ。
看取ってくれるなら
この土地と不動産全部譲る」
くらいのこと言える人で
みんなで支え合って生活していけるような人で
日中からビール浴びるように飲む人間じゃなかったら
今頃どちらかの家族が同居してましたよー！
まぁ、貯金やらが難しかったとしても
もっと謙虚な姿勢で酒飲みじゃなかったら
それだけでも
寂しい思いはしてなかったと思うけど。
難しいなぁ・・・・
ここまで読んでいただきありがとうございました