今週は冬休みをとって軽井沢。
子供たちの体調も年明けは安定していて
我が家にとってのお正月がやっときた。

夏も好きだけど、冬の軽井沢は人が少なくて過ごしやすい。
子供と午前は雪遊びに興じて、
昼下がりにお茶をしに行って、夕方は火にあたったり温泉に浸かったり。
そんな時間はもちろん至福なのだけれど
夜中、子供が寝たあとに
しんしんと降る雪や凍える夜空の星を見ながらワインをあけるのも幸せ。

眠っていても仕事の悪夢を見たりするので
起きていて少し酔ってるくらいの時間だけが
私にとって本当の休息の時間なのかもしれない。

そんな冬の夜長に思い出されるのが、
正月に一気に見てしまった、ドラマWの「石つぶて」

外務省ノンキャリの業横を追っていた警視庁捜査二課の刑事が
その裏にある、外務省から官邸への上納金の存在に気づいていく様子は
同時期ではないとはいえ、元警視庁担当記者として目が離せない展開で。
例え事件化できなくても、
記事にして大衆の目に触れさせることの大切さに改めて気づかされたり。

正直、記者をしていたときは、事件記者をすることも嫌いだったし、
無遠慮に遺族や被害者の取材をしろと命じ、
被疑者の連行をカメラでおさえろと命じる上司を嫌悪していたし
記者をやっているうちに懇意になってしまった参考人の奥さんから
小さな息子の前で父親が連行されるなんて絶対避けたいと泣きの電話が入ったときは
必ずご主人には行確の刑事がついてくるので、
息子さんの起きる前に早めに家を出てください。
なんて言って、結局、連行風景を自ら取り逃がしたり、
バリバリのダメ記者だったけれど。

大きな権力の不正を糺すためには、メディアの力が不可欠で
それを自らができていたかというと、何もできてなかったことが心残り。
とはいえ、もう一度若い頃の自分に戻れるとして、やはり記者に熱中できるとも思えないので
やめて正解なのだけれど。
佐藤浩市さん演じる二課の刑事が
毎日の夜回り朝回りで怒鳴られ、本当に苦手だった警察官たちにダブって見えて
もっとやっておくべきことがあったんじゃないかと思えてくる。

数年後の自分が、本当によくやっていたと思えるよう、
いま、仕事に育児に頑張らないといけない。そういうことなんだろうな。