人は皆心の奥底に何らかの闇を抱えている。それは個人の問題であったり、家族の事であったり、仕事の事であったりするのでしょう。皆理由は違うでしょうが、闇を抱えている事は同じです。
今は世界中が闇を抱えている。そんな心の隙間にタンゴが入り込んでくる。皆さんは「モノの怪」と言うアニメをご存じだろうか?人の心の闇を暴く奇妙なアニメなのだが、その主題曲を作曲から編曲までしているのが日本を代表するバンドネオン奏者の小松亮太氏なのだ。
今は亡きカルロス・ガビートは、「タンゴは追憶で出来ている」と言った。かの小松亮太氏は「タンゴは病んだ人達が作った病んだ 音楽だ」と言った。この混沌とした、漠然とした不安が満ちた心の闇に「あなたの心の隙間、お埋めします」と言ったのは喪黒服蔵。現代人の心の闇に、背徳のタンゴが忍び込んでくる。