エスト パウダーファンデーション シルキースムース \5,000
今日ご紹介するのは、3月7日に発売になったばかりのエストのパウダーファンデーション。パウダーなのに粉っぽさを感じさせない仕上がりなのだとか。普段は完全にリキッドファンデーション派なのですが、粉っぽくないと聞けばむくむくと興味が湧いてきます。
リキッドファンデーションが好きなのは、仕上がりが自然でお肌に密着するから。パウダーファンデーションと言うと産毛や小じわ、乾燥が目立つイメージがあるので、馴染ませるのに時間がかかるのが面倒に感じつつも、自然とリキッドファンデーションに手が伸びるんですよね。それが解消されるならパウダーのほうが断然楽ちん！ということで期待大。
リフィルが5000円、ケースは1500円です。お色は標準色オークル 05。
思ったよりオレンジ味が強いオークル。このファンデーションの特徴は、スキンシンクロパウダーがお肌の上にミルフィーユのような薄い層を作ることによって表面が均一に整うこと。そして、皮脂をブロックし且つ汗や皮脂に濡れても変色しない処方なので、つけたての明るい肌色が8時間持続する、ということ。つまり酸化して夕方には肌色が黄土色に・・・ということがない、ということ。ファンデーションをつけている時間が長い私には嬉しい処方です。
パフにも秘密が。
こちらの面は至って普通のスポンジ素材。弾力がありしっかりした素材なので、当分はもろもろ崩れてくることもなさそう。お顔全体にファンデーションを塗布するのに使います。
そしてこちらは起毛面。ふわっふわしてすごく気持ち良い！！こちらの面にファンデーションを載せて軽く磨くようにすべらせると艶が出ると言うんです。
↑ちょっと見づらいのですが、中央部分にスウォッチしています。お肌につけるとそこまで濃くは発色しませんが、やっぱり色味としてはオレンジ系。私の肌にのせると若干くすんで見えるのがちょっと残念。
パウダーなのでしっかり保湿をして、軽くティッシュオフして、気になる毛穴をぼかしてくれる系の下地をのせて、目元のくすみをコンシーラーで取ってから、スポンジ面でファンデーションをのせます。するすると馴染んで、とても自然な仕上がり。確かに粉っぽさは感じないかも？と思いつつ、顔全体にファンデーションを塗布したら、もう少しカバー力がほしい部分に起毛面を使ってくるくる円を書くようにプラス。艶が出る、という点に関しては正直イマイチわからなかったのですが、起毛面はスポンジ面に比べてずいぶん多くのパウダーを含むので、気を抜くとばふっと大量にパウダーがついてしまうので要注意。
試行錯誤しながら色々試してはみましたが、結論としては「やっぱりカバー力とナチュラルさの両立はリキッドファンデーションのほうが得意」ということ。頬の毛穴が完全に隠れることはないし、全体の仕上がりが何か物足りないというか。かと言って、何度も重ねていくとどうしても粉っぽさは出てしまうし。毛穴の悩みがない人であれば、全く問題なく使えるかもしれませんね。
普段からカバー力の低いリキッドファンデーションを使っているし、私はそんなにファンデーションにカバー力は求めていないと思っていたんですけどね。きっとカバー力の強弱の問題というより、ファンデーションの密着具合が違うんでしょうね。
それに、正面から見るとパウダーとは思えないほどナチュラルな仕上がりなんですが、光の加減で斜めから見たりすると、やっぱり粉っぽい。自分では気付かなかったのですが、家族に指摘されました。やっぱりメイクって正面から見ただけで判断してはダメですね。
と、ネガティブレビューになってしまいましたが、あくまでも私には合わなかったというだけで、パウダーファンデーションとしてはプラス面もあります。まず、パッケージが可愛い・・・笑 ローズゴールドで、プラだけど安っぽすぎないパッケージです。可愛いだけじゃなくて、中を開けるとパウダーの部分にプラスチックのプレートがついていて、パウダーが鏡に飛び散らないようになっているんです。
それと崩れづらさはなかなかのもの。付けて数時間経っても全くテカらないし、小鼻や眉毛のあたりなど、よくファンデーションがヨレやすい部分も朝のまま。触ってみてもさらっとしていて、なかなか好感触です。パウダーファンデーション派の方はぜひチェックしてみてくださいね。
【花王のモニターに参加中】