いやあ、昨日の夜、鉄拳の約束って映像みたら涙とまらなかった(~_~;)


愛が溢れてた。。

なんじゃありゃ。。









さてさて。タイトルの道化師のソネット。
こちら、さだまさしさんの曲なんですが、ご存知の方も多いはず?

笑ってよ~♪君のために~♪



わたし、これ、思い出の曲なんです。






それはまだ小学
3.4ねんせいのとき。

わたしは、合唱団に入ってました。



その合唱団で、あるとき、ソロコンサートがありました。


みんなは、ルージュの伝言とか、ちょっと古いけど今も愛されるオシャレな曲を選んでいてね。

わたしが選んだ楽譜を先生に渡したら、

「ほんとにこれ歌いたいの?」




そう言われたその曲が、まさに、道化師のソネット。さだまさしの。




昨日、久々に耳にして、今日改めていろんな気持ちを思い起こしながら聞いていたら、涙が(~_~;)

わたしの水分この2日間でだいぶ目からでてる(~_~;)





さだまさしは、父が1番好きなアーティストだった。
ベストアルバムが家にあって、わたしはそれが好きだった。
雨やどり、案山子、恋愛症候群、、、
たくさんたくさん好きな曲ができて、
なかでも1番胸に響いていたのが、道化師のソネットだった。



たぶん、いつも、心の底から笑わないこどもだったわたしは、
笑ってよってフレーズにかなりぐっときていた。


笑ってもいいよって言われてるみたいだったし、きみのために笑うよと言われてるみたいでもあった。





「道化師ってなに?」
父に聞いたら、
「ピエロのことだよ」



このうたにあるピエロは、命を落としてしまう。
だいすきなひとを想い、たしか…綱渡りで命をおとす。



それでも笑ってよと。ピエロだから?






その話が忘れられなくなったわたしは、繰り返し繰り返し道化師のソネットを聴いた。


そして、ソロコンサートの曲に選んだ。




それに、この曲にすれば、父が聴いてくれると思った。

わたしは、お父さんが好きだった。



今も変わらない、無理を言っても、いつも笑って許してくれる、動いてくれる、父が好きだ。




父が好きなうたを歌いたかった。




父が好きって言えなかった。
家では、お父さんを好きでいてはいけないルールみたいなのがあった。

お父さんの味方をしてはいけなかった。
今も、母方の祖母には父の味方をするからと縁を切られてるくらい、
我が家では父は悪者だった。


「こどもたちをこんなふうにしたのは父のせい」


かばえばかばうだけ、叱られる。
それでもわたしはよくかばって、除け者にされた。



父は、「人を傷つければ人は悲しむ」ということを初めてわたしの胸に叩きつけてくれたひと。

あの感動は忘れない。
本当に、人を悲しませることはしたくないと心から思ったんだ。







父はあまり家に帰ってこない。


仕事でいないし、たぶん、家からも逃げてる。




父にも笑ってほしかった。





いろんな想いで、同年代のみんなにバカにされながら、さだまさしをうたった。


ホールはステージが明るすぎて、観客の顔はほとんど見えないけど、
父がいるのはわかった。








声はうわずって、下手だったとおもう。

でも、いろんな想いをこめて、一生懸命練習したうただった。



届いてたらいいな。





わたしはいま、昔よりも、もっと、
このうたが好き。



って、今日思ったんだ~








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