012歳児絵本検証~山岡ひかるさん③ | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

山岡ひかるさんの絵本シリーズです。

先の記事です↓↓↓

山岡ひかる①偕成社の物語絵本

山岡ひかる②おかあさんのパンツ 絵本館

 

山岡ひかるさんのその後

2006年 

「いたいのいたいのとんでいけ~」絵本館

いたいが、どんどんとんでいってはくっつくのですが、最後のおちが

よくて、子どもたちが安心できるなあと思います。

 

2007年

「おかあさんのパンツ③」絵本館

シリーズ最終なので、ちょっと強引なところもあるけど、

最後のオチは、最後らしい華やかさで終わります。

 

この後、「いろいろシリーズ」がでます。

2007年に一度に2冊出て、そこから毎年のように順調に出版されています。人気たべものシリーズですね!

 

「いろいろたまご」くもん出版

これは、面白い発想ですよね。調理をする絵本って今まであまりなかったのだとか。卵料理、本当にいろいろあるなあ~。

「いろいろごはん」くもん出版

ごはんのはりえ、質感表現もすごいです。紙のコラージュとは思えないくらい。編集者さんに見せる前にかなり練るようで、ほぼ完成作品になっているそうです。

 

このやさしい絵本、そしてちょっとひかえめな色使い。

強引に前にでる絵本でない分、ホッとした気分で読めそうです。