松居直さんの 「さるかに合戦」比較~ | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

こんにちは
絵本作家ふじもとのりこです

松居直さんの 
さるかに合戦比較~


絵本コミュで、さるかに合戦で今手に入る絵本を
15冊アップしました。
↓↓↓↓ コメント募集中です~~
昔話絵本 さるかに合戦 
絵本あれこれ!


この15冊のうち、3冊を福音館の
名編集長の松居直さんが、取り上げて
絵とお話の比較研究をされていました。
絵と文のレベルが高いものということで。
それがこの3冊です。

作:木下順二 絵:清水崑 岩波書店



文:神沢利子 絵:赤羽末吉 銀河社


作・松谷みよ子 絵:瀬川康男 フレーベル館



(ああ~。その本の題名が思い出せない~。)

それで私も興味を持ち、図書館で3冊並べて
文と絵を比較してみました。

清水さんの絵は安心できる絵なんです。
文章もね。少し長めですが。
子どもたちに安心して渡せるような
いかにも昔語りの感じがあります。

でも、癖のある瀬川さんの絵も捨てがたい!
配置や色、形の構成がすごく考えられています。
デザイン科にいたこともある 私のツボをくすぐります。
この3冊で 絵が一番好きだったのはこれ。
(子どもに読み聞かせる、という観点は抜きでね)

赤羽さんは、また瀬川さんと違う大胆な絵で
昔話を色々手がけていらっしゃる方だけあり
迫力のある画面です。
これは、読み聞かせもいける、と思いました。
この2冊で迷いました。

図書館で3冊手に入ったら 見てくださいね。
あなたはどれがお好きでしょう?


世界中の子どもたちが 
その国の昔話を聞いて育って欲しい


ポチってしてね。ありがとう~
     ↓


にほんブログ村