今、絵本の原点に戻って勉強中~その方法 | 絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本作家 ふじもとのりこの「絵本がもっと楽しめる!絵本製作裏話」

絵本に関わり、早や40年。
ママと子が一緒に楽しめる絵本を4冊、工作本も出版!
絵本作家しか知らない、絵本の創り方、絵の技法、親子で作るキッズアート大公開
描いて、読んで、親子で絵本を10倍楽しもう♪

こんにちは
絵本作家ふじもとのりこです

今、絵本の原点に戻って
勉強中~その方法

どうやって勉強するか、その方法が問題で。
もちろん絵本の作り手としての勉強です。

毎月新刊がどんどん出て、知らない絵本も多いので
絵本そのものを もっと知りたいとも思います。
が。何を知りたいかで、どの絵本を読むかが変わる。

今の絵本の流行を知りたいのか。
出版社の傾向を知りたいのか。
それとも自分の目指す方向を知りたいのか。

最初は手当たりしだいに読んだり、
出版社ごとに読んだりしましたが。

今は少しやり方を変えました。
「絵本とは何か」をまず考えて
その基準で上がってくる絵本を読み込むことにしました。

もうひとつは、作家の作品をだいたいの年代順に読むこと。
作家を知ることは、作品をより深く読み込むこと。
たとえ駄作があったとしても、作家にとってその作品は
描かなければ 次にいけない作品だったりもします。

そして、「絵本とは何か」を考えるにあたって
柱と呼べるくらい参考にしている人がいます。

それが福音館の松居直さん。名編集者です。
この人がいなかったら、日本の絵本レベルはもっともっと
低くなっていたのでは?と思える方。

生い立ちを見ていくと、
「この人は日本の絵本を作るために、神様が生まれさせたんだな」
と思います。
名編集者になるために必要な学びを
小さい頃から知らずにしてきているんです。

ぼちぼちそんな記事も書いていきます


世界中の子どもたちが 
絵本を読んでもらえる場で育ちますように
最後まで読んで下さってありがとうございます