ある日、ソーと
曲のテーマを話していて
いろいろアイデアが出て
バイオレンスオッパイ
という曲を作ろうという話になった。
そして早速曲を作ろうとした。
こまった。
バイオレンスオッパイってなに??
こまった。

そしたらなぜか突然
パイオーツ・オブ・カリビアン
~カリブのぱいおつ~
という神がかったワードが降ってきて
そこから一瞬で曲も詞もできた。
海賊とぱいおつをかけるこのセンス
それに伴う全体の韻を踏んだ秀逸な歌詞
曲調もなんとなくカリブのメランコリックな感じをイメージした。
(合ってるか知らんけど)
ちなみに気づいた人がいるかわからないけど
歌詞の中でスピッツのおっぱいという曲をオマージュしてます。

歌詞が書けて
デモと歌詞をソーに送ったんだけど
歌詞見て爆笑したという。
確かに今歌詞を字面で見ると
かなり狂気してるなあ。
最後の方とか。

2番の歌詞も結構気に入ってて
ヨシソーが山下小高の共作のLUNKHEADの曲を歌詞にするっていう
このパラドックス。

ベーシックな部分をソーんちで録って
ギターソロはダビングしておいてくれと頼んだら
なんかすごいソロがぶっこまれて送られてきた。
後半ハモっちゃってるやん
これライブでできんやつやん
ほ、本気やな…と
The Bestに関しては
アコギとか生楽器しか使わない、というなんとなくなルールがあったので
(頑ななわけではなく、色々やるのがめんどかっただけ)
パーカッションも俺のアコギで録っている。
結構このリズムが大事なので
ライブだと俺はギターを弾かず(間奏だけ弾く)
ギターをパッパカ叩いている。

THE SAPPOROもTONSUIも
ゆったりとしたリズムなので
この曲を挟むことで
リズム的に全体を通してダレることなく聴き切れる
意外に重要なポジションにある曲でもある。


絶妙なキーの高さで
ヨシモン的には余裕があるけど
ソーファンクルにはかなり高い。
なので最後の
ぱいぱいぱいぱいぱいぱいの掛け合いのところ
余裕のヨシモンと苦しそうなソーファンクルの対比が
聴いててとても良い感じ。
(これがライブだとさらに開き直っておもしろい
どうおもしろいのかはライブを見ていただきたい)

そこからのトドメのソーの
ぱい

ソーファンクルは
最高のぱいをRECしてくれた
曲が終わってからの
この曲を決定づける最後のこのぱい
むしろこのぱいのためにそこまでがある
そこまでは壮大なイントロと言っても過言ではない
まさに画竜点睛なこの
ぱい
曲終わりからパーイまでのタイム感
コンマ何秒までこだわりぬいて慎重にミックスした
うーん、、もうちょっとあけたほうが…
あけすぎ…もうちょい詰めたほうが…
みたいな
こだわりにこだわりぬいた
この曲の中でいちばんこだわった。

最高のぱいを目指して