すっかり書き飛ばしていたけど
眠る前にはLUNKHEADの弾き語りカバー曲が3曲入っている。
これは、ボビーが入れて欲しいって言ってたんだよね。
結果的に、フルアルバムとしてリリースするに至って
カバー曲入れないと曲数が足らんかったからよかったんだけど…
ボビーが
小高のソロの時は
LUNKHEADじゃ伝わりきらない小高の歌詞の魅力を伝えて欲しい
っていつも言っていて
だからソロアルバムを作るって話になった時も
LUNKHEADの曲も弾き語りで入れて欲しいって言ってきて
で、やっぱりみんな好きな
白い声、体温、三月を選んだんだけど
弾き語りの曲は
割れたガラスはもう元に戻らないも含めて
護国寺のスタジオで真夜中に一人で録った。
で、練習の時にブースに回線を通してマイクを立てて
コンソールルームで録音ボタンを押してブースに行って
割れたガラスを歌って
歌い終わってブースを出てコンソールルームに戻って
録音ボタンをオフにした訳だけど
別に、俺一人だったら
わざわざブースに回線通さなくてもよくね?
という
当たり前すぎることに気づいて
なので弾き語り曲は
コンソールルームでマイクを立てて
コンソールの卓からマイクに回線を繋いでその場で録ってます。
一応、割れたガラスもそのテイクで録ってます。
ボツにしたけど。
(やっぱ今聴き直してもあのドヘタなのに異常な説得力はなんなんだ…)
で、体温と三月に関しては一発オンドリャ弾き語りで録ったんだけど
白い声に関してはちょっと欲が出て
クリックを聞きながらギターと歌を別に録ってます。
なんでだろ??
で、ボーカルを単品で録ると待っている作業があります。
俗にいう、ボリュームを"書く"という作業です。
ペーっと録ったボーカルは
大きすぎるところや小さすぎるところがあります。
それを画面上で文字通り、ボリュームを書いていくのです。
プロのエンジニアだと
自動である程度調整してくれるプラグインとかもあるらしいけど
そんなもの俺にはないので
波形とヘッドホンから聴こえる音とにらめっこしながら
聴感上違和感がないように気を付けながら
デカすぎるところは下げて
小さいところは上げて
ありゃほんと…目的地の見えない砂漠を歩いてるような…
途方もない作業でした…
この声張ってるところの
コンマ数秒だけピークを下げて、、とか
だから、白い声、僕と君が不完全な理由、燦燦
これらはそういうことをやってたって訳です。
これ、活字で伝わらないけど
なんか画像残しといたらよかったな。
割れたガラス、体温、三月に関しては
オンドリャ一発なのでそういうことをしようがない
しようがない開き直りってなんて素晴らしいんだろう…
やれてしまうってなんて地獄なんだろう…
と、思いながら延々ボリュームを書いてました。
そう、延々と…
何が辛いって
ソロアルバム作っててあれがいちばん辛かったです。
割れたガラスみたいに
声割れちゃってるけど、まあいっか~
ってなる曲はいいけど
いじれる曲はそうはならぬ
沼です。地獄の沼。
でも頑張った甲斐がある出来になったと思います。
曲の構成もちょっと変えてて
白い声って実は変な構成で
イントロとかは8分の4拍子なんだけど3小節で展開してて
Aメロはそれが最後だけ4小節で
それが違和感なく聴こえるようにアレンジしたんだけど
弾き語りバージョンはそこをさらにちょいちょい変えてます。
あと、コードもバンドバージョンよりちょい明るめに変えてます。
最近、どこかで山下君も
ソロバージョンいいアレンジだよね
ってどこかで言ってくれてました。
うれしこ

当時、下北沢のバンドマンにとっては
下北沢のロッキング・オンと呼んでも過言ではない
Quipという雑誌があって
LUNKHEADも何度も表紙にさせてもらったんですが
なんと…俺のこのソロアルバムでも表紙を飾らせてもらいました…!!
こんなこと多分一生ない…
ということで未だに大事にとっておいてます。
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なんと…
10ページもインタビューが載ってます…
なんか、多摩の方までわざわざロケに行ったんだよな
東横線?
田園都市線だったかな?
写真もすごいよいんです。
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この写真とか
好きな人多いんかな…?
しらんけど
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