◯月×(晴れ)
うーん、、確か、、
青に染まる白の時のボツ曲だったかな?
壮は確か、かっこいいと言ってくれた気がするんだけど
アルバムの収録曲って他の曲とのバランスなんかもあるので
それで、ちょっと重たすぎるって感じでボツってしまった
と、思う。
そして先のブログでも書いたけど
曲の旬ってすぎると一気に失われてしまう。
なのでこの曲もおそらく
ここから先
永遠にLUNKHEADで日の目を見ることはなかっただろう。
と言っても個人的にもすごい気に入っていた曲なので
ここぞとばかりにソロアルバムに収録することにした。
ボツで埋葬するには惜しすぎる…
というわけでアレンジもし直して
歌詞も書いて
いやほんと、この頃
というかLUNKHEADでもそうだけど
大概いつもスケジュールだけ先に決めてしまうので
とにかく時間がなかった。
歌詞もかけてない
アレンジもできてない
そんな曲ばかりの中
ドラムも練習しなければいけない
ベースも練習しなければいけない
宅録の勉強もしなければいけない
あと1週間でレコーディング
みたいな
一人で全部やるってちょっとやっぱ大変すぎる…
メンバーやスタッフのありがたみをひしひしと感じてました…
だからこそ、やってやる!楽しー!!
って気持ちもあったけど
で、まあこの曲に関しては
アレンジはほとんど大したことしてなくて
オンドリャ~!!な感じで
とにかくギターを歪ませて
とにかく荒んだ心ですべての楽器を録るようにしました。
歌詞の主人公の気持ちに寄り添うように。
それができるのはソロの醍醐味かもしれない。
全員で歌っている感覚。
バンドの時もそうなんだけどね
それよりもさらにもっと深く深く一体化する感じというか
こういう曲だから特にかもしれない。
ドラムに至っては
アウトロなんか気持ちが入り過ぎちゃって
すんげーモタっちゃってる
(下手なだけという説)
だけどそれもまあいいかな、と。
でもまあ今聴いてもギターの音がいいよね。
俺、とにかく高いジャズマスターだけは何本も持っているので
(見栄はりました。3本です)
右も左も多分ジャズマスターだけど
一応キャラクターの違う別のジャズマスターを使ったと思う。
どっちかが61年製の白いやつで
(最近はレコーディングももっぱらこれのみ)
どっちかが64年製のキャンディアップルレッドって色のマッチングヘッドっていう
(マッチングヘッドっていうのはボディとヘッドの色が同じ色というそのまんまの意味)
全然気にせず買ったけどめちゃくちゃレアらしい。
しかもフルオリジナル(なんもパーツを変えられたりしていない)
とても貴重なやつ
音もいいし
今売ったらいくらで売れるんだろうか…
1◯0万にはなるんだろうな
売らんけど
頭のハウリングもかっこよく録れた。
曲の特徴としては
AメロとA’メロの間のインターがそのままBメロに展開していくところが
自分としては気に入ってて
曲のおどろおどろしさと切迫感を出してるな~と
展開としては
イントロ→A→A’→B→サビ→間奏→サビ→サビ→アウトロ
っていうとてもシンプルな構成なんだけど
まあ、こんな重たい曲で2番もあったらしんどすぎるので
とても程よい構成だと思う。
リフもただ音が下りていってるだけなんだけど
なんかかっこよくて好き。
B→A#→A→G→G→F#→E→F#
B→A#→A→G→G→F#→E→D
って、本当に誰でも弾けるフレーズだけど
2音目のA#の不穏な感じがミソというか
A#以外はご飯でA#がカレーのルー
といってもいいくらい
2音目のA#がすべてかも。

でもなんといっても
この曲はやっぱ歌詞かな。
完全に曲の闇感に呼ばれて書いた歌詞だけど
歌詞の書き方にはいくつかあって
①完全に自分の身の回りのこと
②小説や漫画やいろんなとこからインプットしたこと
③その両方を混ぜて書く
④妄想
◯月×日(晴れ)はもう完全に④
みんなこの曲を聴いてどんなことを思ったんだろうか。
あんまりわかんないような表現で書いたつもりなんだけど。
次のブログで歌詞のことを書こうと思うけど
この曲は飛び降り自殺した人が最後にその目に焼き付けた光景を歌った曲です。
っていうのを踏まえて
歌詞解説を読む前に今一度聴いてみてもらえると
結構印象が変わるのかなあ?
Aメロとかは、腑に落ちてもらえると思う。