僕と君が不完全な理由は
先のブログの通り2012年の4月にできて
基本的には俺はギターをシャカシャカ鳴らしながら曲を作るんだけど
ソロアルバムを作るにあたって
まず思ったことは
これは絶対にLUNKHEADじゃできないことをやろう、ってことで
僕と君が不完全な理由は、これはもう
めちゃくちゃオーケストレーションにしてやろう!!
と思って
オーケストレーションなんてやったことないし
一応色々調べて
大体の場合左から右へ
第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラ、チェロ
って風に
高い→低い
ってなっていくみたいで
そうじゃないパターンもあるみたいだけど
なので一応それに則ってアレンジをしていった。
で、これはほぼ全部ロジックの打ち込みでオケを作って
だけど聴こえるか聴こえんかわからないぐらいのボリュームで
割と歪んだギターを入れている
(それもロジックのアンプシュミレーターで家で録った)
生音、と言っていいのかわかんないけど
聴感的にはわからなくても
一応自分で弾いた生の音が入ってるのと完全に打ち込みだけのとでは結構違う。
頭とケツで聴こえるギターの音が実は曲中もずっと鳴ってます。
ベースも自分で弾いたかな?(宅録で)
で、ストリングスのアレンジをしていったんだけど
相当自分としては満足のいくものになったな~と思ってます。
そもそもロジックのストリングスのサンプル音が生に比べると
お店のラーメンとカップラーメンくらい違うので
ロジックのサンプルでよくここまで頑張ったな、と
自分で自分を褒めたい。
多分、ここまでやるのはめちゃくちゃ大変だったんだろうなあ
忘れたけど。
一番大変だったのはティンパニーの音
サビ前やサビ中のティンパニーの連打を
とりあえず打ち込んでみたら
ただ打ち込んだだけだと
ダダダダダダダダダダと機械的な音になってしまって
めっちゃ途方に暮れてしまった。
なんやこれ?
これどうすん…?と
で、1音1音全部ベロシティを変え、音程も変え、
アクセントも加え
人間が感情を持って叩いたらこうなるやろう、と
そしたら見事に人力ティンパニーになって
いやもう、感動しましたね。自分で。
考えてみたら当たり前なんだけど
これがただならべただけのやつ


こちらが人間ぽく打ち込んだやつ
青ほど弱く、赤くなるほど強い音で
高さは音程です。
ティンパニーは打楽器だけど
強く叩けばそれだけ皮も強く張ってピッチも上がるはずだな!と思って
で、右利きの人の設定なのでやっぱ右手の方が強くなるだろうな!と

絵で見ると違いがなんとなくわかってもらえるんじゃないかと。

で、文が長すぎたので
続きます。