2020年、
みんなたくさんしんどい思いをして
辛くて悲しくて寂しい1年だったと思います。
でもみんな頑張った！！
本当にみんなおつかれさまでした！！
LUNKHEADとしては
これはもう本当に激動の1年で
今年の頭に歌詞集を出して
ソロリサイタルをやったのがもう何年も前のことのように感じる…
3月の渋谷O-EASTでの無限観客配信ワンマンですら
去年のことみたい。
でも色々ありすぎた激動の年だったからこそ
逆に人と人、心と心の結びつきを強く感じた年でもありました。
独立して自分たちでお金を出し合って会社を作って
さあ！ってところでライブが全部中止になって
バンド続けて20年以上経ってこんなことってあるんだなと
いや逆に20年以上続けてきたからこそこんなこともあるのかも知れない。
正直もうどうすればいいのかわからん…って中で
本当にたくさんの人に助けてもらいました。
自分らだけでグッズを作ることができたのも
直球時代からお世話になっているグッズ屋さん
のら犬さんのおかげだし
こんな状況でも配信という形でみんなに会いに行くことができたのは
新井君はじめ配信チームのみんなのおかげだし
ちゃんぽんはライブのローディからカメラマンから
機材のメンテからなんとオフィシャルサイトの製作、管理まで…！
下北沢GARAGE、渋谷eggmanはじめ
全国のライブハウス
クロスロードスタジオ
たくさんの人に助けられ支えられ
俺らは本当に恵まれているなあと
むしろ20年続けてきたからこそ手にすることができた
俺らの宝物だなあ。
どんな仕事も結局は人と人、心と心なんだと
こんな時に助けてもらえるバンドでよかった。。
そして何よりファンのみんな
会えなくても、会えないからこそ
SNSで発信してくれる言葉や
配信ライブのチャットでワイワイしてくれてるのや
事務所に山のように積み上がったグッズの納品書や
いろんな些細なことひとつひとつに
みんなが俺らを応援してくれてる思いが詰まってて
普通に会えてたら気づかなかったかもしれないみんなの思いを
ひしひしと噛み締めることができました。
バンドの体力的にも本当に助けてもらったし
それと同じぐらい俺らの心まで救ってもらった。
当たり前だけど
ファンのみんながいなかったら頑張れなかった。。
俺らもそこそこ頑張ったと思うんです。
どうやったら少しでもみんなに楽しいことを提供できるか
どんなグッズだったらみんなに心から喜んでもらえるか
ずーっと悩み考え続けた1年でした。
会えないからこそ届けたい、その方法を探し続けた1年でした。
それがちゃんとみんなに届いたからこそ
こんなにも応援してもらえたんじゃないかなあ。
と、思っております。
だからこれはやっぱり以心伝心
心と心で伝えあい、支えあった1年だったんじゃないかと。
みんながいなきゃ頑張れなかったし
俺らも頑張ったからみんなも応援してくれた
愛のフィードバック現象
やっぱ俺らは相思相愛
両思いだなっ！！
足りないところや、不安にさせたりやきもきさせたりするところも
たくさんあったと思います。
それでもそばにいてくれてありがとう！
あなたの日々の暮らしの中で
あなたの心のそばにいさせてくれてありがとう！！
あと、やっぱメンバーそれぞれがめちゃくちゃスキルアップした年でもありましたなあ。
窮すれば通ずというか…
もはや大概のことは悟と壮と3人でなんとかできるようになったし
ていうか、本当にみんな性格バラバラで
得意不得意なこともてんでバラバラだったのがマジ奇跡
三人寄れば文殊の知恵というけど
全員のスペックを足したら結構なんでもできて
そしてどんどんできることが増えていって
それがね、本当に苦しい1年だったけど
楽しく、面白くもあったのです。
（RPGの地味なレベル上げが好きなタイプ）
だから今となっては独立してよかったと思ってる。
もっともっと小高芳太朗としてもLUNKHEADとしても
レベルアップしていけるんだって思えたから。
誰かが言ってた。
今年は誰もがどんなに頑張っても後退、良くて停滞の1年だったと。
それでも耐えてきた。誰もが。
来年、世界がどんな風に変わっていくのかなんて誰にもわからないけど
俺らはこの1年、武器を研ぎ続けてきた。
努力は報われるとは限らないと言うけれど
そうかもしれない
それでも努力は
頑張ったことは
戦うための武器になる
心の中の御守りになる
勇気になる
努力は裏切らない、って言葉
今までは嘘やんと思ってたけど
嘘じゃなかった
努力は報われるためじゃなく
戦うためにあるんだって気付かせてもらった。
さあ、またまた戦いの1年がはじまる
次はどんな敵が待ってるのやら
でも俺らなら負けはしない
そうとう強いぜ…オレ達！！
ネクストステージへ
以心前進！！
来年もよろしくお願いします！！
楽しいことするぞー！！！
追記
独立して本当にヤバかった時（といっても常にヤバい）
毎回集まって話すたびにしんどかった。
終わりの見えない霧の中を歩いてるような
毎回めまいがして胃が痛かった。
話しても話しても考えても考えても答えが見えない。
そんな中
今日はもう終わりにして帰ろうという段で
いつも必ず悟が
「まあ…なんとかなるだろ～」
と、ぽそっと独り言のようにつぶやいた。
悟は自分自身に言い聞かせていたのかもしれないけど
俺はそれを聞くたびに
この人たちとなら、なんか、なんとかなっちゃうかもな～
と、心が軽くなって家路に着くことができた。
あの「まあ…なんとかなるだろ～」には
本当に救われた笑
やっぱりどこかで遊びの部分というか、楽観できないと
どんどん追い込まれていっちゃうから
そこらへん、社長マジ社長
LUNKHEADが俺たちでよかった。
