無限観客配信ツアー新居浜編終了!!
我らが故郷新居浜へようこそみんなおいでくださいました。
例によりアーカイブを見ながらこのブログを書いてるんだけど
ゴキゲンですね俺たち。
なんとも不思議
そこはまごうことなき新居浜だった。
笑いあり、涙あり、サプライズあり、ハプニングあり
てんこもりでしたな~
とはいえやっぱり会いたいよ。
みんなに会いたい。
その街に行きたい。
それでも今俺らがやれることを
やるしかない。
そう思ってこの配信ツアーっていう
人によってはアホじゃない?って言われそうな
ツアーをやってる。
みんなも会いたいよね。
募るよね。
寂しいよ。
会いたいよ。
それでもみんなも精一杯やれることをやってくれてる。
こんな俺らの企画に全力で乗っかってくれて
寂しさを押し殺して
全力で楽しんでくれてる。
ありがとうでしかないです。
本当に本当にありがとう。
札幌、仙台、福岡
みんなが俺らをそれぞれの街に連れて行ってくれた。
だからこそ昨日の新居浜も
みんなと一緒に新居浜に帰るんだって思えました。
新居浜だからなのか、4本目だからか
回を追うごとに体が使えるようになっていってるからか
昨日は本当にリラックスしていた。
どのくらいリラックスしていたかというと
本番30分前になって
和がらしって何でできてんの?って話になって
みんなで和がらしの原材料を調べてたぐらいのもんで
ちなみに和がらしは
セイヨウカラシナという植物の種子からできてるそうで
和じゃねえじゃん!!
と思いつつ
さらに掘り下げると平安時代からもう日本にあったと。
そんな話をしてるくらい
なんだかリラックスして本番に臨めました。
だからかなんかわからんけど
声もなんだかめちゃくちゃ絶好調で
思ったようにピッチもハマって
とても気持ちよかった…!!

セットリストどどん

月光少年
東京にて

潮騒
未来を願ってしまった
きらりいろ

夏の匂い
プルケリマ

僕らの背中と太陽と
スワロウテイル
みゆき
幻灯

スターマイン
消えたプレヤード
アウトマイヘッド
前進/僕/戦場へ
すべて

金木犀

en
美しい人
カナリアボックス


新居浜編てことで新居浜にゆかりある曲をかき集めたセットリスト
潮騒は垣生海岸を思いながら歌詞を書いたし
きらりいろは滝の宮公園の池の前のベンチ
僕らの背中と太陽とは新居浜市民文化センター
蝉は星越町にあった俺の家の前の話だし
スターマインは国領川の花火大会
プルケリマは中学の頃
塾の帰りに惣開小学校に忍び込んで
校庭のどまん中に寝っ転がって流れ星を見つけてた思い出で
消えたプレヤードは
中学のサッカー部だった時の
国領川の河川敷での試合の後
あんなに賑わってた河川敷が誰もいなくなって
どんどん薄暗くなっていくあのうらさびしい感じ
金木犀は
もうそれこそ垣生海岸から本州が見えるんですよ。
ガキだった俺らにはその瀬戸内海が
外国人が見たら
大きい川ですね~って言うらしいぐらいの
その瀬戸内海が
圧倒的な絶望だった。
あの大きい川を越えて本州に行くことをひらすらに夢見ていた。
未来なんか何もわからなかったけど
それでもひたすらに夢を見ていた。
そして夢を見続けていたら
20年以上の月日が流れていて
相変わらず俺らはバンドをやっている。
40にもなって
相変わらずバカげた夢を見続けている。
考えれば考えるほど背筋が凍る。
いろんなことが変わった。
変わり続けてきた。
たくさんの人に出会い別れて
いいことも悪いこともあって
それぞれの環境もバンドの環境も変わり続けて
それでもたったひとつ変わらないこと
俺らがLUNKHEADであること
それだけがもう俺らの人生になってしまった。
恐ろしいことだ。
もっと別の人生があったんじゃないかって
1ミリも思わないんだ。
(もっと売れとってもよかったんじゃないか、とは思う)
もうこれしかなかったし
もうこれしかないんだ。
そういうことを噛み締めながら歌ってた。
そして歌いながらつくづく
こんな俺らに乗っかって付き合ってくれた桜井さんって
この心臓を捧げたいぐらいの存在だと思ってた。
最近もう本当にいろんなことにありがたがってばかりいる。
当たり前のことなんかひとつもないんだなあ。
MCのあのアレ
本当に誰にも言ってなくて
配信チームにもガレージチームにも
もちろんメンバーにも言ってなくて
まあ、山下君の狼狽っぷりを見たらわかると思うけど
キーはなんでしたっけ?って…流石にそれは…笑
それに対して無茶振りも完璧にこなすリズム隊たるや。
アレの話をした時に振り返ったら
桜井さん、それがあったじゃん!ハチャー!って顔してて
なんか嬉しかったなあ。
悟はいきなりで歌詞も完璧だったし…
言い出しっぺの俺は歌詞飛んだのに…
MCのアレも含めて
新居浜編はやっぱり俺らのマイルストーンだった。
初心にかえるってんでもない
ただ俺らは俺らだった。
ただLUNKHEADはLUNKHEADでしかなかった。
そんなライブだったと思う。
いや、うん、とてもいいライブだった。
いいライブだったかどうかは
参加してくれたみんなそれぞれが感じることなんだけど
俺ら自身はエゴでもなんでもなく
いいライブだったと胸を張れるライブだった。