無限観客配信ツアーもいよいよ後半戦！
いい伊予の日ってことで
こりゃもうおあつらえ向きじゃないか！！
札幌編、仙台編、福岡編
それぞれがそれぞれに
これぞLUNKHEAD！なセットリストでしたが
新居浜編もまた
これぞLUNKHEADな濃厚なセットリストになってますので
どうぞお楽しみに！！
これはこれで他じゃ絶対にない
新居浜でしかできないセットリストだ…
そしてフード！！
新居浜の郷土料理で俺がまず浮かぶのは
ふぐの皮や身にカワハギの肝を乗せて
もみじおろしとポン酢でいただく
「ふぐざく」という料理です。
子供の時は日本中で食べられてるんだと思ってましたが
大人になってから
あれは新居浜だけの食べ物なのだと知りました。
なので、今回ぜひ、日本中のみんなに
ふぐざくを食べてみて欲しいと思ったんだけど
どう考えてもこりゃ難しい。
福岡編のごまさばの
生のサバ並みに材料が手に入りづらい。
なんとかならぬものか…と
眠れぬ夜に暗い天井を見上げながら考え
そしてついに閃きました！！
誰も想像できないであろう
意外すぎる材料でふぐざくを再現します…！！
【MARO・ん…ふぐっぽい】
はいまずは材料はこちら…！！！
マロニーちゃん…………適量
きくらげ…………………2個くらい
ベビーチーズ……………1個
ねりごま…………………小さじ1弱
もみじおろし……………適量
万能ネギ…………………適量
ポン酢……………………適量
な、なんじゃこりゃ〜！！？
どこからどうみても頭にハテナしか浮かびません…！！
ふぐは？肝は？？
うまくいくのだろうか…
俺のイメージが正しければ…
うまくいくはず！！
作り方
①きくらげはお湯につけて戻す。20分くらい。
マロニーは大体30gくらいかな？
親指の第一関節に人差し指の爪先をくっつけてできる輪っかで掴めるくらいの量
今回はショートタイプを使いましたが
これをキッチンばさみでさらに半分に切り茹でていきます。
茹で時間5分て書いてるけど
湯引きしたふぐの皮のムチムチクニクニプチッとした食感を出すため
かなり短く茹でます。3分から3分半くらい。
茹で上がったらザルにあけ、冷水で締めてよく水気を切ります。
②きくらげが戻ったら冷水で冷やして5ミリ幅ぐらいに切ります。
③お椀などにベビーチーズとねりごまを入れてスプーンの背でチーズを押しつぶすように
全体をよく練り合わせてペースト状にしていきます。
最初練りにくいけど均一に混ざるまで根気よく練ってくださいね。
これ、チーズだけだとチーズだし、ねりごまだけだとねりごまなんだけど
ふたつが混ざるといい感じにお互いの個性を相殺しあい
かつチーズのイノシン酸とごまのグルタミン酸が合わさって
肝っぽい濃厚な「何か」が生まれます…
あん肝とか手に入ればそっちの方がいいけどね。
チーズとねりごまでこんな風になるんだ…ってのは
試してみて欲しいですね～
想像を超えていった感じ。
④器にマロニー、きくらげ、③の物体、もみじおろし、小口切りにしたネギを盛り
ポン酢をかけて完成！！
全体をざくざくとよく混ぜて（名前の由来はそこから来てるらしい）召し上がってください。
③の物体をポン酢に溶かすように混ぜるのがポイント！！
おお…マロニーのムチムチクニクニプチッときくらげのコリコリが相まって
食感はこりゃ見事にふぐざくだ…！！
そして、そもそもふぐは淡白な味なので
カワハギの肝で濃厚さを出しているんだと思うけど
あと肝の臭みが逆に淡白なふぐにアクセントを与えているので
チーズの臭みは近いんじゃないかと思ったんだけど
③の物体が見事にその役目を果たしている…！！
もみじおろしとポン酢、そしてネギの風味が
マロニーときくらげを
そしてチーズとねりごまを
俺の脳内のふぐざくの記憶に染めていく…
あと、まあこれがふぐざくなのかどうかは置いといて
単純にめちゃくちゃうまいです！！
想像以上にうまい！！
なんちゃってでこれだけ美味しかったら上等じゃあないでしょうか！！
ぜひお試しいただき！
そしていつか我らが故郷新居浜で
ホンモノのふぐざくを食べていただきたい！！
11月14日
無限観客配信ツアー新居浜編
お待ちしております！！
ほんだらいのわい！！
※新居浜弁で「じゃあね」の意