我々LUNKHEAD
200369日より16年来所属してきた有限会社直球を
現在行っている
ALL TIME SUPER TOURをもって離れることになりました。

離れることになった、というか
実はALL TIME SUPER TOURが始まる前から
このツアーが終わったら
直球を離れることは決まってたんだけど
「離れる」ということ以外何も決まってなくて
いつどうやって伝えればいいのか…
と、二の足を踏んでしまい
こんな中途半端なタイミングで伝える形になってしまって
本当にごめんなさい。
先日、今後のことを具体的に話し合って
その場で、そうとなったらなるべく早く伝えた方がいいのではないか?
ということにメンバースタッフ間でなりまして
それで今こうやって俺が代表して
まず筆を取らせていただいてる次第です。

俺らのこの気持ちをどうすれば言葉にできるのか
なかなか難しいのですが
まず安心してもらいたいのは
俺らは全く諦めてない、ということです。
俺はplusequalツアーのあのリキッドルームで
事務所がなくなって車がなくなって
ふりだしに戻っても
それはふりだしなんかじゃなく
俺らにはこの20年間で出会ってくれたみんながいる
と言いました。
諦めかけてた俺らを傷だらけになって助けてくれたのは
俺らに出会ってくれて
一緒に生きてくれてきたみんなでした。

plusequalツアーの時
俺は自分達を諦めて
自分達の20年間を踏みにじって
やぶれかぶれになり
やってはならない禁じ手に手を出して
あのブログを書いてしまった。
そしてみんなに本当にたくさんの
いやなものを抱えさせてしまった。

それでもみんなが
俺らを救ってくれた。

このツアーで口酸っぱく言ってるけども
あの時、チケットが売れたことは本当にありがたかった
(あの奇跡がなかったら本気で今のツアーもなかったし歌詞集もなかった)
けどそれ以上にみんなが伝えてくれた想いが
俺らを救ってくれたんです。

俺らは商業的に成功したバンドとは言えないけど
みんなが発信してくれたたくさんの言葉で
こんなにもたくさんの人の人生に寄り添えてこれてたんだと
本当に続けてきてよかったし
俺らの意志なんかで諦めていいわけがない
と、心の底から思いました。

だから大丈夫です。


ALL TIME SUPER TOUR
12本終わりましたが
本当にどの場所もかけがえのない日で
みんなが俺らを信じてくれて
本気でぶつかってきてくれて
本気で泣いたり笑ったり
もみくちゃになったり
みんなのあの顔を絶対に裏切りたくない。
ひとつひとつのライブで、みんなに会える度に
俺らなら絶対大丈夫だ!
って力をもらってます。
本当にありがとう!!

まだまだ考えること
決めなきゃいけないこと
やらなきゃいけないこと
山積みだけど

ツアー残り8本
水戸、渋谷、福岡、新居浜、岡山、大阪、名古屋
そしてファイナル渋谷O-EAST
来てくれるみんなには
本当に純粋にただ楽しんでほしいです。

そして純粋に今の俺らをたくさんの人に見てもらいたい。


今は亡きボビー湯浅が
2002年の12月の下北沢GARAGEで
たまたまライブを見た俺らを見初めてくれて
勤めていた大手の音楽事務所を辞めてまで
(しかも新婚だったのに…)
LUNKHEADのために
人生を賭けて立ち上げてくれた直球を離れることは
本当に悔しいし、悲しいし、寂しい。
こういうことになってしまった
自分達の頑張りの足らなさを
情けなくも思います。

だけども
だからこそ
ここからだな!と、思ってます。
俺ら4人とも。

じゃなきゃあんなにみんなが笑って泣いてくれるはずがない!
あんなに俺らを信じてくれるはずがない!
俺らあんなに心の底から笑えるはずがない!!
ファンはバンドの鏡とよく言うけれど
俺らはライブでみんなの顔を見ると元気が湧きます。
ライブのことを思い出すと胸がいっぱいになります。
早くまたみんなに会いたいなと思います。
みんなもそうだったら嬉しいなあ。

悟が最近よく言う
世界一諦めの悪いバンドLUNKHEAD
いいじゃないか。
ダサくてみっともなくて最高だ。

ここからだ!
抗い続けてやろうじゃないか!

これからもどうぞよろしく!!

ALL TIME SUPER TOUR
残り8本
みんなに会えるのを楽しみにしてます!!

小高芳太朗