間質性肺炎の患者さんを診察しました。進行肺癌に匹敵する、予後不良の疾患です。
以前はステロイドが効くかどうか?とかしか考えてませんでしたが、いまは少し違います。
漢方を始めてから舌をみるようになりました。この患者さんのように肺の線維化が進んでる患者さんは、舌が茶色で乾き、割れています。たばこをたくさん吸って肺気腫から肺線維症になってきた患者さんの舌も茶色または黒色で厚く割れていることが多いです。
証を間違えると副作用が出る、といいますが、このような患者さんにオウゴンを使用すると、急性増悪するでしょうか?おそらくそんな単純なものではありませんね。いまは抗炎症剤であるインターフェロンを投与中の患者さんに小柴胡湯を使ってはいけない、程度のことしかわかりません。ただ言えるのは、合ってない薬をダラダラと続けてはいけない、ということ。
なんでこの患者さんの肺はこんなに冷えてしまったのでしょうか?
肺がカサブタになる前に、何かきっかけがあったはずです。
いつかこの謎を解いてみたいと思っています。