☆再び救急搬送 | 気づいたときにはステージⅣ‐肺癌‐

気づいたときにはステージⅣ‐肺癌‐

2020年末に急な肺癌宣告

小細胞癌
ステージ4
リンパ・肝臓に転移あり

お母さんの癌記録

病院食が食べれないので
ほかに食べれるものを何でもいいから食べて欲しい


そんな気持ちで早く差し入れしてあげたいな、これやったら食べれるかな?♪とルンルンな気持ちで母の元に向かっていた🚗



あと少しで病院に着く頃お気に入りのDVDを見ながらなんなら口ずさみながら信号を待っていた🚥



そしたらいきなり頭がぼーっとなり
血の気が引いた


一瞬の事で何か分からない


普段でもボーッとする時があるけど、それとは明らかに違うと感じた


『あ、これはやばいかも』って思ったけど信号が青に変わった


進まないと、、、


ゆっくりと信号を渡った


交差を渡って直ぐに、路肩に停車した

ハザードをつけて、サイドブレーキを引いた


一瞬の事で直ぐに落ち着くかと思ったが、
全然よくならない


それどころか、手足が痺れだした


車には私一人


母に差し入れできる時間あと残り30分


頭がうまく働かない


目をつぶむてシートを倒して横になろうか


でも、そのまま意識を失えば誰にも気づいてもらえないんじゃないか


窓を開けて横になろうか


防犯的に危険すぎる


いろんな事を一瞬にして考えた


結果、私はさっきまで一緒にいた友人に電話をかけた


友『もしもし』


私『もし…もし…』


友『どないしたん?!』


私『いま…〇〇の交差…で信号待ちしてた…んやねど…いきなり…頭がぼーっとして…痺れてきて…』


友『〇〇の辺りにおるねんな!すぐ行くわ!』


今までこんな風に人を頼った事がなかった


だけど、その時はそうするしか思いつかなかった


これで意識を失っても友人が来てくれる


そう思ったらすこし安心できた


しかし、心に安心感は出来たが体調は一向に良くならない



息苦しいわけでも、呼吸が荒くなってるわけでもなかったが過去に高熱で過呼吸になってると言われた時の痺れに似ていると思った。



昔、テレビでみた
袋を口に当てて呼吸をすれば良くなると思った



車に置いていた、ゴミ袋を一枚取り出し口に当てて何度も深い深呼吸をした。


自分でも合っているのかよく分からない


自分では呼吸の乱れを感じていなかったから


でも、取り敢えずやってみよう


そんな気持ちで続けた



そんな時、何も知らない母からメールが来た







自分の状況が自分でも把握できていなくて心配をかけたくなかったので、取り敢えずまだ病室で待っててと返事だけ返して自分の身体と向き合った。