☆笑顔から一変 | 気づいたときにはステージⅣ‐肺癌‐

気づいたときにはステージⅣ‐肺癌‐

2020年末に急な肺癌宣告

小細胞癌
ステージ4
リンパ・肝臓に転移あり

お母さんの癌記録

診察室の前であーだこーだ笑いながら呼ばれるのを待った


少しして呼ばれて中に入って挨拶をし
いつものようにすぐにレントゲンに目をやった



医『どう?体の調子はほっこり


母『ボソボソボソ』


医『え?キョロキョロ大丈夫??』


母『大丈夫やでガーン



わかる、わかるぞー

わたしには担当医の気持ちがわかるぞー


母はたまにボソボソと話す

いきなり人見知りしだしたみたいにしょんぼりww


医『レントゲンは変わりなしやねほっこり



そして、いよいよ本題の腫瘍マーカー数値


医『12月測って治療して、6月に測って下がってたんやけど7月にまた上がってるね』




母・私『………


一瞬、言葉を失った


絶句とはまさにこの事だろうか


なぜなら、いつも気にはかけていたものの
母の体調はイルカと泳げるぐらい良かったから
まさか、まさかの結果だった


私『レントゲンでは変わりないのに数値は上がっているという事は他の部分で癌が広がってるとかって事ですか?』


医『検査してみないと分からないけど、もしかしたらここに写ってない(肺の)部分にあるのかもしれないね』



私『潜血はどうですか?』


医『潜血は…ちょっとプラスやね。でも前々回もプラスで前回減ってるからこれはもうちょっと様子みよう。とりあえず次の治療までにCTの検査しよう。』


私『潜血って事は腎臓?そこに何かあるとか、もしくは他の所に転移してるとか??』


医『その可能性もあるから検査しましょうね』


続けて気なっていた事を言った


医『抗がん剤は効いていたけどもしかしたら免疫治療は効いていないのかもしれないね』


と言う事は、再び抗がん剤治療が始まるのか、、




私が、もしかしてこれ?あれ?と言っても担当医は『検査しないとわかりません』ばかりの返事だった



ごもっともです真顔


だけど、私たちはきっと心のどこかで
『大丈夫』の言葉を期待してしまう


だって不安だもの。


どんな結果であれ目の前にある事をしていく
乗り越えていく一緒に頑張ろう✊


私『先生、いつも採血してるじゃないですか?その結果って貰うこと出来ますか?』


医『うんうん、あげるよほっこり



そう言って先生は前回と今回の血液検査の結果表をくれた🗒



これからはこの数値を見ながら
何を気をつけるべきかもうすこし気をつけてみようと思う。




↓こんな風に抗がん剤って運ばれてくるなんて、今までは知らなかったよね