↑の続きで、2幕の事を書きますよ!

 

〈2幕〉

タケルは無事に大和国に帰り、褒美として兄姫と婚礼の儀を挙げますが、

今度は東方面の平定に向かうよう、帝に命令されてしまいます。

 

伊勢にいる倭姫に、「実の父に死ねと言われる…えーん」と嘆きますが、

倭姫は天叢雲剣と、もしもの時に開けると良い袋を与えます。

倭姫の圧倒的感よ。(叔母だけど)

 

仲間として来たタケヒコと、タケルの後を追ってきた弟姫。

タケルに抱きついて尊様ラブ駄々洩れの弟姫と、

タケル&弟姫のラブラブっぷりを見せつけられて拗ねるタケヒコ。

いやもう尊すぎません?ラブラブ

イケメンのタケルと超可愛い弟姫なら、

もうどんだけイチャイチャされてても良いわ、てかもっとやれ()

こっからどんどん重い展開になるから…

 

ヤイレポ・ヤイラム兄弟に騙され火メラメラに囲まれてしまい、

草を薙ぎ倒していくシーン。

ヤイラム達が起こした火vsタケルが内側から起こした火のせめぎ合いの表現が

赤の衣装に赤い旗を持ったアクロバット隊の皆様によってなされていて大迫力キラキラ

 

ヤイラム・ヤイレポの最期で

 

「本当の宝物は心の内にある。俺達は間違っていない。」

 

このくだり、要約すると「おごり高ぶってはいけない」的な意味で、

熊襲を倒した後で「自分強くね!?」っていう趣旨のセリフを言っていたタケルには

結構刺さったんだろうなぁと思います。

 

そしてついに、2幕クライマックス・走水の場面へ。雷

タケルが海の神をやや冒涜するような発言をした後、急に海が荒れ始め、波

トスタリの占いにより、タケルの最も大切な物を貢物とすることに。

そこで弟姫が、海へ飛び込むことになります。

タケルは「お前が行くなら自分も一緒に行く」と必死で止めますが、

 

「本当は自分が貴方の后になりたかったけど、

 貴方には姉上がいるから一緒にはなれない」

 

という、悲しい呟きをこぼします。

そして弟姫の覚悟の一言。

 

「ここは海の上。

 陸の皇子ではなく海の神の皇后の言う事を聞きなさい。」

 

いやー、女の人って強い。

弟姫の希望通り「8枚の畳」、それ以上である24枚の畳を海に浮かべ、弟姫は海へ。

 

弟姫の姿が消えた後、船首で呆けているタケルの姿は、

観ているこっちも辛過ぎて。

本当に病みそうでした…。

 

 

→3幕はまた次回…