専業主婦になると時間が有り余るようにあるので
読書と勉強に時間を費やすのですが
読書量が週に5冊〜6冊を超えてくると
さすがに書籍代が家計を圧迫していきます。
年末イベントも多いし、旅行にも行くし、
節約しなければ…
と思ったけれど、でも元々活字中毒なので何か読むのを止めるはちょっと難しくて。
結果何が一番読むのに良いかと落ち着いたのが
ニュースピックス。
元々日経とニュースピックスは両方読んでいましたが、
連載物は特に興味がなくて読んでなかったんです。
でも夫に連載物もかなり面白いよとすすめてもらい、読み始めると
とてもとても面白くて。
特にイノベーターズライフが本当に面白い。
昔の連載から読みつつ、
現在の連載を夫と毎晩寝る前に日課で一緒に読んでいます。
様々な業界のイノベーターたちの生い立ちや人生、そして仕事に対する考え方や意識などが
三週間以上に渡って毎日連載されていて
すごく気付かされることが多いし、
とても面白いんですね。
前回はドリームインキュベーター会長の堀紘一さん。
前々回はJALを得てその後11年間BCGのCEOだった御立尚資さん。
その前は日本マイクロソフト会長の樋口泰行さん。
この三人はハーバード留学を得てMBAを取得したエリート中のエリートたちでしたが、
今回はカレーチェーンで有名なココイチの創業者である宗次徳二さん。
身寄りのいない天涯孤独の壮絶な生いたちから
高校卒業後不動産業を経て、大好きな奥様と喫茶店からCoCo壱番屋を創業していくまでの人生が淡々と静かに語られています。
幼少時代にお金に苦労を経て、仕事で成功すると
大体の方が成金じみていたり、どこか捻くれているようなところがあるのですが、
宗次さんの場合、全く人間の欲ぶかさとかそういうところがなくて。
淡々と自分の人生を受け入れ、どこか悟っていらっしゃるんですね。
真面目で誠実なお人柄がインタビューに滲み出ていて、
いつも読む度に心が洗われるような気持ちになり、
夫と二人でCoCo壱番屋にカレーを食べに行って応援したくなるねと話しています。
わたしはまだ一度もCoCo壱番屋にカレーを食べに行ったことがないのですが、
一人暮らし歴、サラリーマン歴の長い夫曰く
「究極的に普通の家庭のカレーの味を体現しているのがCoCo壱番屋だと思う。
小さい頃、その日食べるものにすごく苦労してきた宗次さんだからこそ、
本当に普通の家庭の味を食べれることがどんなに幸せで、どんなに大切なことだとわかっているから、
あれだけ普通の家庭のカレーの味を作って提供できるんだろうね。」
と言っていました。
喫茶店でカレーを売りにしたものも
「奥さんの作るカレーが世界一美味しい!」
と思ったからだそうで、
天涯孤独で育ったからこそ
家庭の愛情がこもったカレーの美味しさを一番わかっていて、
奥様やご家族をとても大切に愛していらっしゃるのがとてもよく伝わってきます。
小説を読むのもとても好きですが、
生の実体験から出てくるその人の言葉には
創作には表せられない重みがあり、
とても心を打たれるものがあります。
久しぶりに素敵な話を聞けて、ちょっと嬉しかったりする今日この頃です。