昨日、おばあちゃまのことを思い出していたら、今日、麻央さんの乳癌の会見を今海老がしていて、なんだか胸が一杯になってしまった。

おばあちゃまも乳癌で、年齢の割に進行がとても早かった。



でもまあ、やっぱり世の中は公平じゃないよなあと思う。

当代一の歌舞伎役者の妻として、日本で叶う限りの最高の環境で最高の治療を受けているであろう麻央さん。

同じような病状でも、適当な医者に、組織診すらされずに適当な抗がん剤投与されて副作用に苦しみながらも、嫌ならやめますよ、くらいのことを言われてやむなく効果のない薬をのみ続けて、しかもパートで家計を支えているような貧しい主婦なんていくらでもいるだろうけど…

比べるのも悲しくなる。

公表されて、日本中の人から憐れみ混じりではあっても闘病を応援してもらえて、儚くなっても盛大に惜しんで送ってもらえて、しかも将来の人間国宝を既にこの世に産み落としている麻央さん。

かたや、誰にも省みられず、一人寂しく死んで、葬式すらあげてもらえない貧乏人。

公平じゃないよなあ…






「好きなものを食べさせてあげたい」

病気のときくらいはね、そう思うでしょうね。

でも、お金がなかったらそれも無理なんだよなあ…

本当に、病気になって死期が迫れば迫るほど、お金がなかったら人生に絶望するような気がするなあ…

それとも悟るんだろうか。
どうせ死ぬのはみんな同じなんだから、どれほど多くの人にどれほど大切に見送られても、誰にも省みられずに消えていっても、関係ない、意味がないと開き直れるものかな…




これから週刊紙とかで「深刻」とか「進行性」とかに関して医者のコメントが出るんだろうけど。


転移がひどくて手術適応がないのかな…

転移がなくて、病巣を小さくしてから手術ってことなのか…(これはないと思うけどなあ)

乳癌早期発見とか言っても、あんまりいいことばかりじゃないかもね…

麻央さんみたいな身分だったらいいけど、普通の独り身の貧乏人だったら、働かなかったら食べていけないし、だったら働けないくらい症状悪化して皮膚浸潤とかしちゃって余命一ヶ月くらいで入院するまでは自由にしてた方がいいような…

あーあ。
このまま親が死んで、親が弟に全部遺して、弟が嫁の言いなりになってたら、あたし帰るところも頼る人もいなくて、貧乏で悲しい老後が待ってるんだろうなあ…


それ死ぬほどつまらんね。


世間で尊重される夫の庇護のもと、誰からも大切にされる人生を送りたいんだけどなあ…なさぬ仲の母にも礼儀を尽くす眉目秀麗な息子が何人かいるともっといい。


金もコネもない男の世話だけで人生終わるよりは孤独でも好きなことやって過ごした方がいいんだろうけども…




麻央さんとも乳癌とも関係ないけど、最近始めた趣味の世界で出会う人、容姿のいい人がまったくいない。

スペック、容姿ともにそろった人のコミュニティじゃないんだってことがよくわかる。
ここで上の中くらいのスペックだったら(上の上は滅多に出現しない)、ひとつ上のコミュニティに入って中の上くらいでポジショニングした方がいいんだろうってわかってはいる。

ただ、やっぱり自分より年寄りで醜い人たちの中って居心地がいいんだよね。
気を遣わなくていいというか。

でも、それじゃ成長できないし、出会いにもつながらないだろうし…

河岸を変えるしかないのかなあ…

男性はお金とか肩書きとかの目に見えないスペックで補完できる可能性があるからまだスルーできるんだけど、女性で高齢の醜女に囲まれてると気分が下がる。
どんなに感じがよくてもスペック高くても。
ブスは無理…
そこのリーダー女性は、「私はいい女よって自信が輝かせるから、顔の作りとかスタイルとか関係ないよ」って言うけど、いや、その女性自身が、根拠のない自信たつぷりのブスにしか見えなくて、言ってること全てに説得力のなさが広がる(笑)

やはり面食いなのか自分…

整形美人には生理的に嫌悪を感じるけど、韓流の大工事軍団を見慣れたお陰で、七緒程度の目の整形なら気にならなくなった。

だってテレビで見かける顔、ほぼ全員目頭切ってるし。
なんで蒙古襞がなくなってんの(笑)
ひどいのは二重にしてるし。

それでも、多少の不自然なら、不整備なままで汚い顔とかふっつーの顔を見せられるよりマシ。

今海老は妻になる人に容姿を求めて、その理由は後継者の容姿に関わるから、とか巷では言ってたけど、関係ないやろ(笑)

伝統芸能の後継者じゃなくたって、伴侶は美貌の方がいいに決まってる(笑)

醜女に惚れたけど引き裂かれたとかならともかく、そんな話はまったくないので、笑うしかない…





麻央さんはお気の毒だけど、そんな人世の中にたくさんいるし、恵まれてると思うなあ…あまり同情できない。

ふっつーのつまらん人生送るより、花形役者に愛されて小さい子供を残して悲劇の若妻ギリギリの年齢で退場できるなら、そーゆー人生も悪くはない、そう考える人は多かろうて。

少なくとも私はそう思う。
われおもうゆえにわれあり。
それはそうだけど、尊重されない人生に意味あるか?って思う。
自分が考えること、やることなすこと誰にも省みられずなんの影響も残さないなら本当に意味がないと。

そのあまりの意味のなさは、死の恐怖を克服するには足りない。
無為の人生に絶望して自死を選ぶ人の気持ちが昔からよくわかる。


「幸福な家庭はよくにていて、不幸な家庭は千差万別」

みたいなことがよく言われる。

まったく、幸不幸の定義にもよるがそのとおりで、お金があって、旦那に社会的地位があって、子供が五体満足で男女一匹ずついて、何不自由ない家庭が不幸である確率は、実はとても低くて、だからこそ問題のある家庭が話題にもなるわけで。

逆に言えばその何かが欠けている家庭が不幸であってもなんの不思議もない。

特に、お金がなくても不幸じゃない家庭なんてごくごく僅かだから、逆にこちらも話題になるのだと思う。


男は毎晩でも女を孕ませることができるのだし、高度な技術を駆使すれば何億という精子を生きのいいまま体外なり人工受精なりで着床させることができるのだから、収入に見あった子供を作って養う義務をつくったらどうかと思う。

所詮ドーブツなので、そうやって父性も母性も関与しない環境で事務的に育てられた人間がどうなるのか興味がある。

ナチやセルビアや、おそらくほかでもそういったことをしていた例はあると思うのだけど、その後の末路を知らない。
親から引き離され、ルーツに戻れなかった子供たちはどうやって成長したのだろう?

タイで代理母たくさん子供生ませてた男もその後どうなったのか続報なし。
メディア腐ってる。




できた奥さんを失った今海老の迷走が楽しみだったりもする。
今も息抜き程度はしてるのかな?

もし表向きの品行方正を再婚まで貫けるならいい話だ。

後継者もいるし、どこの馬の骨とも知れぬ好きな女と結婚してもいいし、高齢の資産家の娘をもらうのもありだな。

普通の幸せとやらがもし束の間でも手の内にあったなら、それを失うのは世の怨嗟、正確には弄ばれた女たちの呪いだろうて。

現代の貴族、特権階級の降ってわいた不幸に列島お涙ちょうだい、か。

おばあちゃまに絡めて一瞬涙ぐんだけど、結局自分とは遠い世界過ぎて空しい。

直接お見舞いに行けるような関係じゃなかったらなんの関係もないし。
ますます今月歌舞伎座行きたくなくなったよ…