藤木直人の無駄遣い以外の何物でもなかった!

ココリコがどうこうとか虚しいくらいバディ物ではまったくなかった。

いやそれ以前に


原作がほぼ全く関係なかった笑

まあ原作も微妙だったんだけど(名前を引っ張った分のカタルシスだけはあったけど、話自体はショボショボ


そもそも時代が百年単位で違うけど、設定が多少生きてるのは主人公親子くらい。
ストーリーは完全オリジナルでつまんない。

帝大といいつつ本郷ロケが全くないのも興ざめ。
(まさか帝京大学のキャンパスとか言わないよね


というか、この程度の設定を借りるだけなら全部オリジナルでよかった気がするんだけど。


とにかく藤木直人のいい感じにやつれてきた美貌を眺めるだけの時間だった。


彼、若い頃の美男っぷりもすごかったけど、今も味がある。
すごく上手に年を重ねてるなと思う。

表に絶対出てこない奥さんがよっぽど出来た人なんだろうなー

わたしもこういう旦那のためなら、毎日同じことの繰り返しの専業主婦生活にも耐えられる気がする。。。わからないけど。


アルスラーンを読んでて《若いのに世に埋もれるのはもったいない》ってセリフがあったんだけど。

若いっていうのはまだ可能性があるってことなんだよね。

たとえば底辺生まれで短大やっとの年収200万くらいの保育士が婚活すれば、最低限の常識と賢さがあって、かつ見栄えさえ良ければ、年収3000万超えの金融だの経営者だのと結婚して富裕層となる可能性は十分ある。

年収500万のアラフォー事務員がそうなる場合と比べれば、の話だけど。

でも、そこで一生年収300万を超えそうにない介護職とか土方の日雇いの方と結婚したら?

クラスアップの望みはほぼない。

これが現代で言う《世に埋もれる》ということなのかも。

つまるところ、結婚できない都会の女たちは、自力では叶わないクラスアップの望みを失うことを避けて、死ぬまでの一生が想像できてしまう、平凡なサラリーマンとの結婚を選ばないだけに思える。

そんなの体験しなくても《これくらいだろう》って想像ついちゃうしね。

上限がそれで、あとはトラブルで目減りするばかり。


やっぱりお金だなあ。


自分が生涯に稼ぐお金以上のお金を残してもらえる人、富を継続していくことだけ考えればいいという立場の人、もちろんそんな立場の人にも苦労はあるのだけど、お金がないとか、お金を貯めることが人生の目的とかは、嫌だなあ~


どこかにいないかしら。

奥さんとして雇ってくれる人。

月額20万、生活費別の10年契約で。

子供ができたらその成人までのオプション付きで。

もう男と女の裏も表も見すぎて、恋愛とかできないし、純粋に契約結婚したい。