第210回公開テスト(2016年5月29日実施)よりTOEICテストの出題形式を一部変更いたします




来ますね、TOEIC学習書バブルが!

前回の変更のときも、ここぞとばかりに、まず予想本、回を追うごとに「新版」などと銘打って続々と改訂版や新顔が上梓されたものです。

書店の力の入れようもすごかったような。



実のところ、最近の傾向としてはもうテクニックで加点できる部分はそう多くはないと思われ。

基礎力と実践力があれば、あとはトレンドの単語とかフレーズを押さえて、パート7は読むスピードの維持と総合力という気がするけどなー

つまり、新しい学習書を買うよりも、毎回受けて覚えてる範囲で振り返りを重ねれば十分ではないかと・・・


わかんないけど。


そもそも、TOEICなんて足切り程度だし、900取れば十分で、それ以上は趣味の世界。

それこそ学習書を書いて稼ぎたい人以外は、フツーに仕事に必要なスキルを身に付けた方がよい。

たまにいるんだよね。

なかなか認められないからTOEICのスコアで見返してやる!みたいな人。

間違ってます。


あなたが海外部門に抜擢されないとか、社費留学に推薦してもらえないのは、TOEICのスコアが低いからではありません。

引っ張ってくれる上がいないだけ。

朝からTOEICの勉強するとか、夜早く帰ってTOEICの勉強するとか、やめた方がいい。

そんなことより、朝は少し早めに出勤して、上司に気持ち良く挨拶し、余裕があれば雑談すること。

ランチも誘ったり、誘ってもらえる雰囲気を作ること。

そして何より、夜は上司が帰る時間に合わせて一緒に帰るなり、相談あるからと頼んで一緒に飲み食いすること。


とにかく、上司、上司、上司。

社内で出世したければ、上司を攻略することだ。

社内で異動がオープンにできるような大企業ならともかく、そうでない企業では、あなたの評価は上司が作るので、あなたのスコアがどうとか、ほぼ関係ない。

仮に人事DBがきちんとしていて、プロジェクトごとにTOEICのスコアで人材をリストアップするような企業があったとしても、TOEICのスコアだけで決めるはずはなく、ほぼ100%、上司の評価をみるなり、意見を聞くなりする。

そのときに、個人的に知らない部下であれば、上司は何も言えない。

スコアだけで推薦しても、どんな人間か知らないのに、何かあったら困る。責任取れないし。

それだけならまだしもほかに同じようなスコアでよく知る社員がいれば、そちらを推薦するのは間違いない。



声を大にして言いたい。

本屋に積んであるTOEIC乞食たちの本は無視。

あれが売れたってIIBCにバックされて受験料が安くなるとかはありえない。

英語使う仕事してれば、何度か受ければ900くらいは普通に取れるようになる。

もっとましなもんにお金を使うよろし。

といいつつ、あんなもんで印税がっぽりもらえるなら、書いてみたいとも思うけどね。

高すぎるだろ。ほぼ間違いなく1000円超えてるし。