まだ限られた遺伝子しか実用性はないだろうなと思ってスルーしてたんですが。
やっぱり、やらないよりはやった方がいいだろうと思い、検査してみました。
◎遺伝子検査について
●お調べする遺伝子は、肥満に関連する「ベータ3アドレナリン受容体遺伝子」「ユーシーピー1遺伝子」「ベータ2アドレナリン受容体遺伝子」の3つの遺伝子を分析します。
●遺伝子機能と脂肪燃焼の関係については、Obesity Gene Map Databaseに記載されている遺伝子と、それに関連する論文を科学的根拠として参照しています。
●個人遺伝情報は、「経済産業分野のうち個人遺伝情報を用いた事業分野における個人情報保護ガイドライン(平成16年12月17日策定)」に基づき匿名化され、慎重に取り扱われます。
●肥満の要因と遺伝子の関係につきましては現在も研究中で、今後も新しい研究成果が見られる可能性があり、現時点での情報は限定的ですべてが明確になったわけではありません。
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この3つの遺伝子のワイルド(変異なし)ヘテロ(片方に変異)ホモ(両方に変異)の組み合わせによって、54のパターンに分類してくれます。
私はβ3ARだけワイルドで、残り2つがヘテロの洋ナシ型でした。
β3AR遺伝子はDHCの検査では35%に変異があるそう。
変異があるとβ3ARの機能が低下するため、脂肪分解や熱産生がされにくくなり、脂肪が蓄積されやすくなるそうです。
UCP1遺伝子は75%の人に変異があるそう。
変異があると、UCP1の機能が低下するので、脂肪が燃焼されにくいそうです。
ホモよりはマシだけど変異はあるので、脂肪は燃えにくいみたい。
まあ遺伝子とか関係なく、30過ぎるとついた脂肪は落ちにくいよね・・・
β2AR遺伝子は74%に変異があるそう。
この遺伝子は変異があった方が肥満に対してはハッピーかも?脂肪を積極的に分解するようになるので、脂肪が蓄積されにくくなるそうです。
UCP1とβ2ARだけ取ると、脂肪がちょっと燃えにくいけど、ちょっと蓄積されにくいからプラマイゼロという感じw
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肥満関連遺伝子は50種類もあるそうで。
その中でこの3つだけを選んだのは、この3つのいずれかで、日本人の97%が変異を持っているからということのようです。
確かに、50調べてもほとんど変異がないんじゃ意味ないしね。
商品開発の方向としては間違ってない。
でも、どうせなら全部調べたいって人もいるだろうし、その50種の検査を十万くらいで売っても売れると思うんだけどね。
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遺伝子検査結果報告書と、パーソナルカルテという2種類の冊子をもらえます。
報告書の方にはこの遺伝子がどんなものか、どれに変異があるとどういうことか、ということが、医学、生物学の知識がない方にもわかりやすく書いてあります。
パーソナルカルテは、洋ナシ型の人向けの運動やサプリメントが載ってます。
結構どちらも充実していて、お値段分は納得できました。
そしてまんまとオススメサプリを申し込んでしまいました。
挙句に、お肌用のキットも頼んでしまいました。
ははは。
DHCは本当に商売がうまいなあ・・・
市場原理が健全に働くよう、競合他社さんには頑張って頂きたいものです。