昨日渋谷で友達に会う予定で、暑いからTSUTAYAで待ち合わせしてたんですよ。
ちょっと時間があったからK-POPコーナーに寄ったんですが。
自称イタリア人にナンパされました。(ごく普通の外見で、どっちかというとギリシャ人ぽい感じの)
何もK-POPの棚の前で声かけなくてもいいのに・・・
おかげでピニのディスプレイの様子もチェックできなかったし・・・
貿易関係で2年くらい日本にいて、午後から会議でそれまで暇だからお茶しましょうーみたいなこと言ってて。
いやいや。予定ありますし。
K-POPに興味あるのってきいたら、SMとか大きな会社と仕事したことあるとか言ってましたねー
2年いる割に日本語は微妙だけど、英語はそこそこきれいでした。
ま、こっちもイタリア語は挨拶程度しかできないからお互い様だけど。
いつもああやって声かけてるのかな。
K-POPラバーは3次元の外人男には興味ないんじゃないかなあ・・・
予定がなかったら付き合ってもよかったんだけどね。
仕事やめてから英語使わなくなって忘れちゃいそうだし。
で、友達と引き合わせて、じゃあって振り切って、お別れしたんだけど、あとで友達から
「○○○ちゃんは枠にはまらない外国人との結婚の方が向いてるかもよー」って言われて。
うーん、そうかなあ・・・と少し本気で悩んでしまった。
確かに日本の男よりも付き合いやすい点は多い。
基本的には、「自分の女」として尊重してくれる。
最初から意思の疎通が難しいことが前提だから、コミュニケーションを重視してくれる。
いいことばっかりのようで・・・
でもねーメンドクサイところも多いよ・・・
アジアと欧米ではまた違うし。
欧米でも地中海寄りと北海側ではまた違う。
イタリア人に関して言えば、彼らは甘く激しく愛してくれるけど、結婚はなあ・・・
「愛がある限り、二人は永遠」
ということは、裏を返すと
「愛がなくなったら二人は終わり」
であって、かつ、彼らの愛はメンタルよりもフィジカルなんだよね。露骨に。
いくら奉仕したところで、彼らが飽きたり目移りしたらどうにもならない。
日本の中年夫婦がセックスレスで同居していることは異様、らしい。
つまるところ、自分の子供を産んでくれた女に対する情というのが特に湧いてこないってこと。
いまはわからないけど、かつての責任のある日本人の男だったら、妻が、自分の子供を産んでくれて、そのために体型が崩れたりして外見が激しく劣化して、結果的に性欲の対象から逸脱したとしても、それは自分のためでもあったのだから仕方がない、欲望はほかで処理するしかないのだという事実を諦念とともに受け入れていたんじゃないかなあ・・・
そしてこの理論は日本でしか通用しない。
イタリアなら普通に離婚に至るレベル。
たぶんこれは子供というものを自分のものと考えるか、自分とは別の個体であると考えるかの文化の違いもあると思う。
わかりやすいところで、とっくに成人した子供が凶悪犯罪を起こしたとして、海外では親が「それでも子供を信じる」とかはたまた「自分とは関係ない」とか言うのも普通。
日本だったら年老いた両親がマスコミの前で謝罪したりしてるけど、どちらが自然と感じるかが、文化の違いでもあり、自分の価値観でもあり・・・
彼らとの結婚というのは、もし収入の道を放棄する専業主婦を選ぶならなおさら恐ろしくリスキーだと思う。
「自分と別れたら妻は生活できない」かどうかなんて考慮せず、「愛がないなら他人」として簡単に捨てられちゃうから。
なんでだろう?
韓国のオンマ文化並みに自分の母親は大切にするくせに、妻は「女」じゃなきゃいけないなんてヘンじゃない???
イタリア人で一番理解できないのはそこだなー
(韓国男についてはもはや理解したいとも思わないが)
で、恋愛ならいいかというと、若いならともかく、この年で、どうなんだろう・・・
東京にいる外国人のネットワークもいろいろだけど、政府のひも付きで来てたり、グローバルな大企業のエグゼクティブレベルの人なら、(本国の生粋のエリートに比べれば格は落ちるにしても)そりゃもう開けてびっくりな刺激的な世界が待っている。
麻布の低層マンションかタワーの上の方に住んで、毎日毎晩何かの集まりがある。
現地妻みたいな扱いで本人も周囲も大切にしてくれる。
そりゃもうパラダイスに近いですよ。
でもね、帰国時にお別れっていうのがほとんど。
手切れ金代わりに車とマンションもらってーみたいな。
前職でそういう「奥様」をたくさんお世話していたので、自分がそうなってもうまくやる自信はあるけど、そんなくだらなくも刺激的な世界に浸っていたら、無難な日本人と結婚する気になるかね?
実際元「奥様」方も結局まともな結婚はしないままになってる方が多いし・・・
あとは、やっぱり言葉の壁かな。
英語、ドイツ語はなんとかなるけど、イタリア語はなあ・・・
ティアーモって言っても、そこに「愛してる」という言霊をのせられるか。
逆に相手が「愛してる」といってもそこに心をこめられるか。
さらに自分ができたとして、相手が受け止められるか。
難しいなあ・・・
それに、お互いの母語が不自由だと結局コミュニケーションは英語になるわけで。
いくら日常生活に困らないと言っても、母国語じゃないし、やっぱりストレスだなあ・・・
どうしてもその人じゃなきゃだめというなら苦にもならないだろうけど。
というわけで、やっぱり日本人がいいです。
英語なんて話せなくていいので、普通に4大出て年功序列の堅実な完ドメ企業で定年まで働ける見込みの無難で地味な日本人の男性と結婚したいです。
恋愛はもういいよ。将来同じ財布だと思うと散財されてもうれしくないし。
時間がないからさっさと子供産んで育てたい。