簡単に言うとでんぷんから作られるシロップ。
最初からブドウ糖と果糖に分かれているので、あっという間に吸収されて血糖値がハネ上がってしまう。
ペットボトル症候群や幼児糖尿病の元凶とされている、あれです。
これが6割も入っているということで“生酵素とプラコラ”のリピーターになるのは諦めたのですが、まだ少し諦めきれないので(すごく美味しかったし、簡単に断食できたし)もう少し勉強してみようと思っています。
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そもそもブドウ糖果糖液糖について注意するようになったのはこの本の影響です。
いろいろ懸念を表明されていますが、ブドウ糖果糖液糖もその一つ。
もともと、いわゆるペットボトルの清涼飲料水なんて飲む習慣がないので気にしていなかったのですが、今回のファスティングでお世話になった飲料が「清涼飲料水」で、思いっきりブドウ糖果糖液糖の含有量が多かったので、かなりどきどきしました。
でも、血糖値ってバーンと上がるとそのあと眠くなったりするけど、そういうのがなかったんですよね。
不思議。
ちなみに筆者が強調していた添加物の双璧が、これと「たんぱく加水分解物」でした。
この本を読んでから、スーパーで売っているいわゆる時短クッキングのための商品は一切買わなくなりましたね。
ドレッシングはもちろん、麺つゆすら自分で調合しています。冷蔵庫がすっきりしたのなんのσ(^_^;) ホント、たいていのものは無添加の調味料同士をその場で合わせれば作れますもんね。
焼き肉のたれの類、だしのもとも全部捨てて、昆布か煮干しかかつおぶしでちゃんと出汁を取っています。
でもこれ、共働きの忙しい女性に毎日やれと言っても厳しいと思うので、やっぱり日本は添加物漬けになるべくしてなり、このまま独自の食文化は衰退していくのかもしれません。さみしいけど・・・
一見無為に見える「専業主婦」という生き物が日本の伝統を守り続けてきた面は再評価されるべきなんじゃないでしょうか。妻が時間をかけて出汁を取り、保存料の力を借りずに、その日に手に入れた食材でその日に食べるために調理してくれる・・・ある意味最高の贅沢なんですよね。その観点からだけでいえば、やっぱり共働きの家庭の食卓はある程度貧しくなってしまうなと思います。社会の時計の針を逆行させることはできないけど、食育に力を入れて、母親が男女関係なく家庭で料理の基本を教えてあげることで、次の世代は少しは豊かな食卓を手に入れることができるかもしれない、できたらいいなと思います。