彼はいつまで彼女を見つめ続けるのだろう。


もぅ手に入らないとはわかっているはず。

けれど、
わかっていても止められないのが、感情なんだろう。


過去は変えられないし、まして時間は止まってはくれない。

彼女の時間は今を生きてる。

彼の時間も今を生きてる。
でも、彼の気持ちだけが過去にとらわれている。


たまに、思う。
まるで見つめ続ける事が、決まっていた運命のように。


そしてまた
彼は今日も彼女を見つめ、
傷ついているんだろう。

そしてまた
私は今日も彼を考え、
泣きたくなるんだろう。

逃げ出したい。


なのに、逃げ出す勇気も持てなくて。


きっと自分は変わらない明日を過ごすんだろう。


いつまで自分は
逃げ出してはいけないと、自分に言い聞かせればいいんだろう…。
何がかわったのか。


何がかわらないのか。


昨日があって、今日があって。


今日があって、明日があって。


私はいまどこにいるのだろう…?