ソチ五輪 採点競技に思うこと ①フィギュア女子シングル | うさぎのしっぽ 猫のあしあと

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ほとんど自己満足なような…

そろそろソチ五輪も終わりですね。


色々な競技がありましたけど、やはりフィギュアは終わると騒ぎが…。あせる


やっぱりね、フィギュアって他より政治色強い気がします、色々と…。



そんな中、全てを超越してメダリストより感動を呼んだ浅田選手の演技は、


いかに超人的で素晴らしかったかって改めて思いますが。



でも毎回、大きな大会が終わる度に、わいのわいの騒ぎになるのがフィギュア。


今回もご多分にもれず…もっともその大方はただのいちゃもんですが。(苦笑)


個人的には、今回の採点は結構まともな方だったと思いますよ。


激しく文句のある国の方々が一部あるみたいですけど…。



ただ、私も気になることは色々あったので、勝手に書いてみようと思います。


あまり面白い内容ではないと思いますから、


興味がわいた方、多少黒い話でも許せる方以外は、スルーでお願い致します。




フィギュアスケートですが、今回も他の競技に比べたら、やはり政治色あるなと、


女子のシングルの時に思いました。


それは、話題になっているキムヨナの採点のことではなく、北米選手に対してです。



正直なところ、優勝のソトニコワ選手とキムヨナ選手の得点は、妥当だと思います。


他の人も多数言っていますが、基礎点の高さが今回の明暗を分けましたね。


トリノの荒川さんもバンクーバーのキムヨナも、ミスなくまとめた人が勝つという感じでしたが、


今回はある程度の難度が求められたということでしょう。



でもね、競技なんだからそれが本当だと思いますよ。


基礎点だけで言えば、真央ちゃんぶっちぎりで高いです。


ただ、2つURをとられているんですね。だから技術点だけだと2位なんです。


…スポーツなんだから、これで決めればいいのにってちょろっと思いますけどね。



ただ、フィギュアはジャッジの裁量である程度手心を加えることができる、


GOE(加点)とPCS(演技構成点)があります。


PCSって色々基準があっても、スケーティング云々を言っても、


とどのつまりは昔で言うところのアーティスティック・インプレッションですから、好みも少なからず…。



ジャンプの質とか幅とかも、その時の流行がありますし、


なので難しいものをきちんと決めた選手が勝つというシステムにしたら、


もっとすっきりするだろうになというのは、正直な感想です。



で、今回このGOEとPCSに一番泣かされたのは、真央ちゃんでもキムヨナでも無くて、


多分北米の選手、ゴールド選手やワグナー選手だったと思います。


特にワグナー選手は、かなり厳しく回転不足を取られ、点数が伸びませんでした。



実はワグナー選手は7位なんですね。


リプニツカヤ選手は転倒があったけれど5位。ここら辺が納得いかないところでしょう。


私もちょっと…リプニツカヤ選手と真央ちゃんのPCSは逆じゃない?と思いましたが、


まあ真央ちゃんは第2グループでしたし、SPがかなり出遅れましたから、多少仕方ないです。



でもワグナー選手からしたら、ロシア選手を贔屓していると思うだろうと思いました。


ゴールド選手も出来からしたら、抑えられたんではないかという印象です。



これは、何処からこういうことになったんだろうと考えて、一番考えられるのは表彰台のバランス。


男子が全てアジア系でしたよね。チャン選手は国はカナダで北米でしたけど。


欧州勢は一人も入っていません。


これを見て、もしかしたら…と思いましたが、結果やはり欧州勢が2人入りました。



勿論コストナー選手の素晴らしい演技あってこそだと思いますが、


SPの出来を見た時点で、北米の女子は入らないなと思ってしまいました。


しかも女子は前回、アジア2人に北米1人ですから、欧州勢全然入っていないんです。


おそらくは、今回はアジアか北米が一人、後は欧州でという予定もあったんではないかと思います。



大前提として、欧州から2人いい演技をすることということがありますから、


最初はリプニツカヤ選手とコストナー選手、もしくはソトニコワ選手とリプニツカヤ選手あたりを、


想定していたのかなと思います。


SPの結果、ソトニコワ選手とコストナー選手に絞られましたが。



見えない、わからない範囲で、それくらいの操作はできてしまう…。


悲しいかな、それが今のフィギュアスケートの採点システムの現状です。


だからGOEとかPCSとか、曖昧なものがあるんですよね…。



ソトニコワ選手の演技もコストナー選手の演技も素晴らしかったです。


ただ、そういった政治色が透けて見えてしまう、フィギュアスケートの暗い部分を、


ジャッジの名前か国を公表するとか、もっと工夫して失くして行かないと、


いずれこのシステム自体が破たんするのではないかと思います。



フィギュアスケートが競技として発展するためには、


この政治色をどんどん減らしていかないといけないのではないかなと思うんですが、


なんだか大人の事情は面倒です…。



それでも、頑張った選手が正当に評価されるようにはなって欲しいです。



やっぱり長くなったので、一旦区切りますね。