東逸子さん、きたのじゅんこさん、永田萌さんの3人の絵が大好きで、
このお三方の画集や絵本、沢山持っているんですが、その中のおすすめの一つです。
東逸子さんは、幻想的で美しい絵が印象的な素敵な画家さんで、
「月光公園」や「翼の時間」など、素敵な絵本も沢山…!
今回はその中でも、有名なお話に東さんが挿絵をつけた「シンデレラ」を紹介。
このシンデレラは本当に美しいです…!
ドレスに変身するシーンや、舞踏会のシーンとかは、
女の子は絶対好きだろうなあと思います。
絵本って、やっぱり夢があってほしいですから、このシンデレラは美しくって幻想的で、おすすめです。
透明感のある美しさというか、凄く美しい世界を描かれるんですよね、東さんの絵って。
だから、どれをとってもともかく美しい…。
そして夜のシーンが実に素晴らしいです。
「銀河鉄道の夜」なんかも、物凄く素敵な挿画を描いていらっしゃいます。
このシンデレラも、変身のところや舞踏会へ向かうところなど、
キラキラして、透明感があって、何度見ても飽きません。
あと、グリムって最近怖かったり、難しかったりというのが先行したイメージになったり、
ハリウッドでやたら戦闘シーンを強調したりっていうのが出てきていますけど、
子供が読むものだったら、最初は美しくて綺麗なところを強調してもいいんじゃないかなと。
シンデレラの物語の、夢のあるシーンを美しく描き切ったこの絵本、
とってもおすすめの一冊です。