まず、この場を借りて私の疑問に回答してくださった方にお礼を。
tam*_* 様
charu_s 様
ありがとうございました。
ビル風もそうですが、略語のほうもなるほど・・となりますね。
ともあれ、疑問への回答、本当にありがとうございました。
さて、本題へ。
今回の講義で、改めてレファレンスとは?ということを考える機会をいただきました。
これからのレファレンスのあり方について、私なりの見解を書いてみたいと思います。
まずは、OPACのときのも書きましたが、名称、ですね。
おそらく、「レファレンスカウンター」という感じで表示している図書館は少ないと思います。
大体、「相談」というニュアンスの表示がされているんじゃないかと思います。
あとは、スペース。
各自治体の中央図書館などであれば、そういったカウンタースペースを作ることもできるかもしれません。
が、地域館となってくるとそれも難しい問題になってきます。
そういったところは、「貸出カウンター」や「返却カウンター」が「レファレンスカウンター」になるわけですが・・・
こうなると、元からあるカウンター業務に支障が出てきますね。
週末などの繁忙時など、それはもう行列ものでしょう・・・
特に表示などしていないところでも、こういったことは起きているんじゃないかと思います。
そして、私が重要なのではないかと思う一つは、利用者⇔図書館員の信頼関係ではないかと。
友達関係、というのは大袈裟だとは思いますが、それに似た感じではあると思います。
実際、図書館に足を運んで、どこぞの知りもしない人に自分の疑問を投げかけてる、というのは難しいと思う。
そこで必要になってくるのは、講義内でも出ました「交番のような役割」だと思います。
書架案内であったり、施設案内であったりと、そういったことの積み重ねでもって、少しずつでも信頼関係を築いていくことを怠ってはいけないと思う。
友達であっても、親交が深くならないと話せない部分があるように、信頼関係があるからこそ、投げかけてくれる疑問というのがあると思うので。
追記
レファレンスインタビューという言葉もありますが、きっとこれは、ある利用者が、初めてその図書館を訪れたときから始まっているんじゃないかと思います。
対話で引き出していくのもレファレンスですが、図書館員だったり、図書館という場が、そういった疑問を引き出していける雰囲気を出していけたらいいですね。
そのためにも、小さなことからコツコツと・・・だと思うのです。
追記ここまで
あともう一つ重要なこと、これが一番必要になってくるのだと思いますが。
図書館員の知識向上でしょう、やっぱり。
とはいっても、森羅万象、すべてのことに精通するなんて無理だと思う。
また、その必要もないと思います。
必要なのは、自分の得意分野を持つこと、です。
たとえば、「経済関係のことはあの人」というような構図が出てくれば効率面も変わってくるだろうし。
しかし、その人がいない時を考慮すると、精通するとまではいかずとも、どの分野もある程度の水準以上の知識が必要にはなってきますね。
なので、知識向上・自己研鑽、だと思うのです。
まとめてみると・・・
1.信頼関係
2.図書館員の自己研鑽
でしょうか。
これと併せて、以前のOPAC再考でも書いたように、WebやOPACからも、アピールしていくことを忘れてはいけないと思います。
と、こんな感じにまとめてみました。