K先生:「はい、じゃまずは最初に鋭角に行きましょう。」
最初から鋭角かーい💦
と思ったものの、最後に難関の鋭角を残すのではなく、
最初にやっつける方が私も気持ちが楽になると思いました。
普通車もめぐるコースをぐるっと回って、鋭角のある
大型車専用のコースの移動している途中、
踏切で、消防士先生と車同士対面ですれ違いました。
消防士先生は別の方の大型一種の検定員をしている模様。
ただ、対面にいるこちらに気づくと、
私の目を見て、コクっと頷ずくそぶり。
「大丈夫ですよ」
と言われている気がして、背中を押されるように勇気をもらいました。
第一関門 鋭角
鋭角に入り、心を落ち着け、
いつものガタガタ板も気にしないよう切り返し。
もうバンジージャンプで押されるような感覚は捨てました。
菩薩先生の教えに従い、ぎりぎりの切り返しではなく、
余裕をもって、3回で切り返すよう、ハンドルを切ります。
が、2回目を切り返した時に、
おや?
なんかいつもよりぎりぎり?
車両があんまり出口の方向に向いていない・・・
でもあと1回しか切り返せる回数が残ってない~。
余裕をもったつもりが余裕を持ちすぎたのか、
なんだかこのまま鋭角でれるのかしらん?
という状態に。
いつも見た事のない景色に車両が位置していました・・・。
それでも、前輪のタイヤの位置を確認したところ、
多分最後にハンドルをぐっと切れば車両は抜けていくだろう、
と思い、ハンドルをぐぐぐっときると無事3回目で切り抜けました。
「菩薩先生・・・!先生のおかげで鋭角できました~!」
心の中でそう叫び、まずは第一難関クリアー。
第二関門
縦列駐車と後方感覚
実は縦列駐車は実習中も今まで一度も失敗したことがなく、
車両がすっと入ります。
ただ、これは教習所あるあるで、
車両感覚を身に着けているというよりは、
自分の右側にあの木が来た時がハンドルを切る場所、
そんな感じで覚えています。
本当の自分の実力ではありませんが、
検定をクリアーするにはとっても大事なポイントです。
案の定検定中も車両がすっと入ったので問題なくクリアー。
そしてそのまま後方間隔に入ります。
後方間隔とは車体の後ろにあるポールの間が50cm以内に
車両を収めるという課題。
~~話は戻って実習中~~
後ろ合わせも面白おかしく実習をさせてもらっており、
色んな先生と後ろまであと何cmだろうか?ごっこをしていました。
私「私はあと35cmだと思います、先生は何cmだと思いますか?」
先生「うーん、私は後ろまで28cmですかね?」
そんな感じであてっこクイズをしながら楽しく実習していたので
こちらもあまり実習中に50cm以内に車両をいれられなかった事がないくらい
問題に思ったことがない課題でした。
そんな風だったので
私「検定の時も頑張って50cm以内に納めます~」
と宣言したところ、
先生「後ろ合わせはあんまり無理しない方がよいですよ。
実はリスクが伴うんです。
ポールにあててしまうとそこで一発検定アウトになります。
仮に後ろ合わせができなかったとしても減点数が非常に少ないので
後方間隔は捨てる方が多いんですよ~」
私「そうなんですね!じゃぁ私後ろ合わせは無理せず捨てるようにします~」
~~話は戻って検定に~~
そういった過去があって、後ろ合わせは捨てる覚悟で、
私「ここで車両を止めます!」
と宣言し、全く50cmに届いていないだろう事を承知で捨てることに。
K先生が後方の距離を確認しに行くと、
K先生「うーん、70cm後ろまであります。
もう一度前にでて、下がってやってみてください。」
え?
後ろ合わせって捨てていいんじゃないの?
間違えたらもう一度するって事?
え?だったら最初からもうちょっとちゃんと合わせにいってたよ~・・・。
リスク2倍じゃん・・・💦
そんな事を思いながら、ちゃんと検定の内容を把握していなかった自分に後悔しつつ、
どうせもう一度試すなら、ちゃんと50cm以内にいれてやろうと思い、
もう一度車両を前方に出してから後ろに下がります。
私の、目標35cm以内にいれるように車両を後ろに下げていきつつ・・・。
私「はい、ここで止まります!」
と宣言し、K先生がチェックしにいくと、
無事40cmで止まっているとのことで、第二関門クリアー
ま、なんだかんだと収まってよかったよん・・・。
こちらは他の教習所の動画ですが、
大変にわかりやすい縦列駐車の動画だったのでご参考になる方はぜひどうぞ。
さぁ教習所内のコースはこれで終了。
ここから路上検定に出ていきます。
さぁ、卒研や、いかに!